2023年9月上旬に手摘みで収穫。プラスチック製容器にて、3-5日間スキンコンタクト、全房のまま圧搾、ステンレスタンクにて自然発酵、全ての酵母や澱と共にステンレスタンクにて熟成。バトナージュは1回。タンクで寝かせてきた以前のワイン(2021年と2022年のブレンドワイン)を2024年4月に新しいワインとブレンド、そして、5月にボトリング。無濾過、無清澄、全ての工程において無添加。ゲミシュター・サッツをカオス(混沌)にて表現。ラベルの絵は、ベルリンの壁に描かれているレオニード・ブレジネフとエーリッヒ・ホーネッカーの絵を使用。当時、色々な混乱を引き起こしていたことと、カオスの意味を掛け合わせてこのラベルを使用。濁りのある小麦色。黄色い林檎、洋梨、白桃、グレープフルーツ、ハーブや白い花の香り。柔らかな果実味は白桃、リンゴのニュアンス。豊富なミネラルと心地良い酸。フィニッシュに柑橘類の皮とほんの少しの塩味。ラベルやカオスから連想する事とは真逆の印象で、じんわりくる旨味が特徴的な優しいライトオレンジです。 (インポーター資料より)
ヴァインフィアテル・マイッサウは、オーストリア最大のワイン産地であるニーダーエスタライヒ州の北部に位置しています。
大陸性気候の影響を受け、夏は暑く冬は寒い気候ですが、パノニア平原からの温かい風の影響もあり、ブドウ栽培に適した環境です。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のグリューナー・ヴェルトリーナー、リースリング、赤ワイン用のツヴァイゲルトなどがあります。
特に注目すべきは、グリューナー・ヴェルトリーナーを使用したヴァインフィアテルDACワインです。
これらのワインは、コショウのようなスパイシーな風味と爽やかな酸味が特徴で、地域の個性を鮮明に表現しています。