樹齢35-40年のガルガーネガ 100%を使用したフリッツァンテ(微発泡)。
手摘み収穫後、除梗していないガルガーネガを丸ごとソフトプレスし、18-20度の温度管理された環境下のステンレスタンク内で自然発酵。
澱引き後、120日間細かい澱の上でバトナージュして熟成。
2月には、乾燥させたガルガネガを搾ってレシオートを作り、それから得られる果醪(かもろみ)を加えてボトリングし、瓶内二次発酵。
色は麦わら色で、繊細なペルラージュ。
香りは、ホワイトプラム、グレープフルーツ、パイナップル。
味わいは、非常にフレッシュで、酸味があり、バランスが取れています。
淡白な魚や新鮮なチーズにも合うアペリティフワイン。(インポーター資料より)
ヴェネトは、イタリア北東部に位置する多様性に富んだワイン産地です。
アルプス山脈の南側に広がり、アドリア海に面しているため、山岳地帯から平野、丘陵地帯まで変化に富んだ地形を有しています。
気候は、夏は暖かく冬は寒冷で、年間を通じて適度な降水量があります。
この地域の特産ブドウ品種には、白ブドウのガルガネガ、トレッビアーノ、赤ブドウのコルヴィーナ、ロンディネッラなどがあります。
特に注目すべき地区として、ヴァルポリチェッラがあります。ここでは、独特の製法で造られるアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラが有名です。
このワインは、ブドウを乾燥させてから醸造するため、濃厚で力強い味わいが特徴です。
近年、ヴェネトではナチュラルワインの生産も増えています。
これらのワインは、化学的な添加物を極力使用せず、自然な醸造過程を重視しています。その結果、テロワールの個性を生き生きと表現した、フレッシュで個性的なワインが生まれています。