石灰質・粘土質の土壌で栽培された樹齢40-50年のマルヴァジアとドゥレッラを使用した白スパークリング。手摘み収穫後、非除梗のマルヴァジアとドゥレッラを全房でソフトプレスし、ステンレスタンク内で18−20℃の温度帯で土着酵母発酵。バトナージュ後、レチョート用にプレスしたガルガネガのマストの一部を加える。バトナージュを短時間行った後にボトリング。12ヶ月後、デゴルジュマンを実施。従来のスパークリング製法で醸造された白泡。深い麦わら色。
滋味深い味わいで、マルヴァジアとドゥレッラの果実味のバランスが素晴らしく表現された白スパークリング。(インポーター資料より)
ヴェネトは、イタリア北東部に位置する多様性に富んだワイン産地です。
アルプス山脈の南側に広がり、アドリア海に面しているため、山岳地帯から平野、丘陵地帯まで変化に富んだ地形を有しています。
気候は、夏は暖かく冬は寒冷で、年間を通じて適度な降水量があります。
この地域の特産ブドウ品種には、白ブドウのガルガネガ、トレッビアーノ、赤ブドウのコルヴィーナ、ロンディネッラなどがあります。
特に注目すべき地区として、ヴァルポリチェッラがあります。ここでは、独特の製法で造られるアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラが有名です。
このワインは、ブドウを乾燥させてから醸造するため、濃厚で力強い味わいが特徴です。
近年、ヴェネトではナチュラルワインの生産も増えています。
これらのワインは、化学的な添加物を極力使用せず、自然な醸造過程を重視しています。その結果、テロワールの個性を生き生きと表現した、フレッシュで個性的なワインが生まれています。