グレコ(50%)とヴェルメンティーノ(50%)をアンフォラ発酵したオレンジワイン。シャルドネとソーヴィニョン・ブランをステンレスタンクとアンフォラで6ヶ月間マセラシオン。古樽にプレスし、6ヶ月間熟成。無濾過・無清澄でボトリング。亜硫酸塩無添加。複雑さを感じるオレンジ・ワイン。繊細な洋ナシと白い花の香り。口に含むと、レモンとピーチのアイスティーにグレープフルーツとストーンフルーツのニュアンス。赤土のミネラルがワインに塩味を与え、他の香りを引き立たせている。タンニンは程よく丸みがあり、そのままでも十分楽しめるが、大胆な料理の風味と見事に調和するワイン。石果(ストーンフルーツ)と柑橘類のピリピリとした刺激が感じられ、その後バタースコッチを思わせるテクスチャーがあり、心地よいフィニッシュ。(インポーター資料より)
ニュー・サウス・ウェールズは、オーストラリアワイン産業発祥の地として知られる魅力的な産地です。
大分水嶺(グレート・ディヴァイディング・レンジ)の斜面を利用した多様な地形と、海洋性から内陸性まで変化に富んだ気候が特徴です。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のセミヨン、シャルドネ、赤ワイン用のシラーズなどがあります。
特に注目すべき地区として、ハンター・ヴァレーとオレンジがあります。
ハンター・ヴァレーでは、辛口の「ハンター・セミヨン」が有名で、フレッシュな果実味と長期熟成による複雑な風味が楽しめます。
オレンジ地区は、世界で唯一標高で分類されるワイン産地で、海抜600m以上の冷涼な気候を活かした個性的なワインが生産されています。
グレコは、イタリア南部のカンパーニャ州、特にアヴェリーノ県のトゥーフォ地区で広く栽培される白ワイン用ブドウ品種です。
この地域は、標高300〜650メートルの丘陵地帯に位置し、ヴェスヴィオ火山の影響を受けた火山灰と岩石、粘土質の土壌が広がっています。気候は地中海性で、昼夜の温度差が大きく、ブドウの生育に適しています。
カンパーニャ州では、グレコの他にフィアーノ、アリアニコ、ファランギーナなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、グレコ・ディ・トゥーフォDOCGがあります。
ここでは、ミネラル豊富な土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
グレコから造られるワインは、フルーティーなアロマと豊かな味わいが特徴で、洋ナシやリンゴ、アプリコットなどの香りに、ミネラル感と爽やかな酸味が加わります。