レッチーニは、アレッポ松の樹脂で発酵させるレッチーナと呼ばれるギリシャの伝統的なワインスタイルへのオマージュです。2023年ヴィンテージも、リヴァーランド産のズィビッボを使用。アレッポ松の松脂は、レッチーナとアリストテレスファミリーの故郷である山間の小さな村から調達。ズィビッボは、リヴァーランドの石灰岩上の印象的な赤土で栽培された樹齢50~60年の低木のものを使用。伝統的なレッチーナに使われるワインは白ワインですが、アリストテレス・ケ・アントゥラではこれをハウススタイルに合わせ、短期間マセラシオンのオレンジワインを使い、ワインの芳香豊かな果実味に塩味の効いたハーブのようなフレッシュさを与えました。無濾過・無清澄でボトリング。亜硫酸塩無添加。太陽、ビーチ、山、空気中のオレガノやタイム、海のフレッシュさなど、これぞギリシャの味わいです。(インポーター資料より)
ニュー・サウス・ウェールズは、オーストラリアワイン産業発祥の地として知られる魅力的な産地です。
大分水嶺(グレート・ディヴァイディング・レンジ)の斜面を利用した多様な地形と、海洋性から内陸性まで変化に富んだ気候が特徴です。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のセミヨン、シャルドネ、赤ワイン用のシラーズなどがあります。
特に注目すべき地区として、ハンター・ヴァレーとオレンジがあります。
ハンター・ヴァレーでは、辛口の「ハンター・セミヨン」が有名で、フレッシュな果実味と長期熟成による複雑な風味が楽しめます。
オレンジ地区は、世界で唯一標高で分類されるワイン産地で、海抜600m以上の冷涼な気候を活かした個性的なワインが生産されています。
ズィビッボ(別名:モスカート・ディ・アレッサンドリア)は、イタリアのシチリア州で栽培される白ワイン用ブドウ品種です。
シチリアは地中海性気候で、暑く乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。
この地域では、ズィビッボの他にインツォリア、グリッロなどの土着品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、パンテッレリア島があります。
ここでは、火山性の土壌と海からの影響を受けた個性的なワインが生産されています。
ズィビッボから造られるワインは、フルーティーでアロマティックな香りが特徴で、辛口から甘口まで幅広いスタイルがあります。
パンテッレリア島のパッシート・ディ・パンテッレリアは、ブドウを陰干しして造られる甘口ワインで、濃厚な甘さとクリーミーさがあり、はちみつとオレンジマーマレードのアロマとフレーバーが特徴です。