カンプタール地区テュルンオイシュティフト村、モラントシュ村のぶどう(黄土、ローム、原成岩)を使用。手摘みで収穫、選果後、破砕し、全房で2週間スキンファーメント後プレス。古樽に移し、発酵、シュールリーにて1年間熟成。ノンフィルターで瓶詰め。
薄く濁りのある黄色。ジューシーな温州みかん、果実の濃密な香りが特徴的ですがテクスチャーには柔らかさがあります。開けたてはピチピチとした酸を感じますが全体的に溶け込んでおりストレスなくスルスルと飲み進められます。キンモクセイの華やかな香り、ジンジャーのピリッとしたスパイスがアクセントとなりアフターはオレンジティーのようなほのかな渋さと甘やかさが心地よく流れます。
*複雑性とバランスをとるため、2023年のオレンジワインに古樽で寝かせていた2022ヴィンテージのオレンジワインを数種ブレンドしているため、ノンヴィンテージの表記となっております。(インポーター資料より)
カンプタールは、オーストリアのニーダーエスターライヒ州に位置する魅力的なワイン産地です。
カンプ川沿いの急斜面に広がるブドウ畑が特徴的で、テラス状の畑が美しい景観を作り出しています。気候は大陸性気候と温暖なパンノニア気候の影響を受け、昼夜の寒暖差が大きいのが特徴です。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のグリューナー・ヴェルトリーナー、リースリング、赤ワイン用のツヴァイゲルトなどがあります。
特に注目すべき地区として、シュタインがあります。
ここでは、原生岩の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。これらのワインは、ミネラル感豊かでフレッシュな果実味が特徴で、エレガントな酸味も楽しめます。