カイザーシュトゥール地区イーリンゲン村のオーガニックのシュペートブルグンダー(黄土、ローム、火山岩)を使用。非常に暑く乾燥したヴィンテージだったため、8月末にぶどうの一部を少し早めに収穫することにしました。こうすることにより、非常に軽くて、濃厚なシュペートブルグンダーができました。例年よりも早めに手摘みで収穫、選果後、1/3は全房、2/3は除梗、足で丁寧に破砕し、2週間のマセレーション。軽くパンチダウンし、バスケットプレスでゆっくりと丁寧に軽くプレス。ステンレスタンクに移し、発酵。シュールリーにて10ヵ月間熟成。ノンフィルターで瓶詰め。土壌は黄土、ローム、火山岩です。ブドウの根は、火山性テフライトまたは白亜質の黄土(ジュラ紀の石灰岩に由来)と多かれ少なかれ接触しています。2016年からすべてのぶどう畑はオーガニック栽培で、畑には羊を放牧しております。通常の有機植物保護剤と組み合わせて、ハーブ肥料、有機肥料を使用しています。カバークロップ用の特別な種を植えたり、野生の植物をそのまま残したりします。畑には毎年数本の木を植樹したりします。畑と樹:1958年に植えられたピノ・ノワールです。白亜質の黄土土壌と火山岩で育ちます。根が深いためテロワールが表れています。この地域はピノ系の栽培に非常に適しています。
にごりあるルビー色すもも、墨汁、スミレの香り。きゅっと締まった高い酸味が全体を引き上げ、ほんのりスモーキーな香りと柔らかなテクスチャー。優しい少ないタンニン、軽やかな味わいのなかに繊細で複雑性ある風味があり、今飲んでも少し寝かせるのもおすすめです。(インポーター資料より)
バーデンは、ドイツ最南端に位置する魅力的なワイン産地です。
北のハイデルベルクから南のボーデン湖まで、ライン河沿いに約400kmにわたって細長く広がっています。気候は比較的温暖で、ドイツのワイン産地の中では最も暖かい地域とされています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のリースリング、ミュラー・トゥルガウ、グラウブルグンダー(ピノ・グリ)、赤ワイン用のシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)などがあります。
特に注目すべき地区として、カイザーシュトゥールがあります。
ここでは、火山性の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
これらのワインは、ミネラル分に富み、アルコール度が高く、非常に香り高いのが特徴です。
ピノ・ノワールは、フランスのブルゴーニュ地方を代表する赤ワイン用ブドウ品種です。
ブルゴーニュは、フランス東部に位置し、丘陵地帯が広がっています。
気候は大陸性と海洋性の中間で、冬は寒く夏は温暖です。
この地域では、ピノ・ノワール以外にも、シャルドネ、アリゴテ、ガメイなどの品種が栽培されています。
特に注目すべき地区として、コート・ドールがあります。ここには有名なコート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌが含まれ、それぞれ個性的なワインを生み出しています。
コート・ド・ニュイでは、力強く複雑な赤ワインが、コート・ド・ボーヌでは、エレガントで芳醇な赤ワインが特徴的です。