白と同じく樹齢60年を越えるブドウ畑より収穫したブドウで造る赤。バルベーラ、サンジョヴェーゼ ディ ロマーニャ、アンチェッロッタなど、6種ほどの黒ブドウが残っている。白ブドウと同様に、それぞれのブドウの成熟を見ながら1度に収穫。黒ブドウについては果粒を潰さず丁寧に除梗を行い、7日間のマセレーション。圧搾し果汁だけの状態で醗酵。オリ引きの後6カ月の熟成。SO2の添加がないこともあり、ボトル詰めを早い段階で行い、ボトル内での熟成を優先しています。高樹齢の畑では近年のクローン選抜がされる以前の樹、よりオリジナルに近いブドウの特徴が見えると話すヤコボ。それぞれの個性がタンクの中で一体化することで、他にはない個性と複雑さを持った「土地の味わい」が表現できると考えています。 日常的に飲むテーブルワインとして、長時間かけて複雑な要素を抽出しつつも、強さやタンニンを抑え柔らな抽出。その味わいの軽さと複雑さの共存には、正直驚かされます。伝統を自分たちの手法によって再構築する、ただ守るではないSamodiaサモディアだからこその表現方法。また一つ、魅力的なテーブルワインが仲間入りしました! (インポーター資料より)
エミリアロマーニャは、イタリア北部に位置する魅力的なワイン産地です。
北部にはポー川平野が広がり、南部にはアペニン山脈が連なっています。
気候は大陸性気候と地中海性気候の影響を受け、夏は暑く冬は寒い傾向にありますが、アドリア海からの海風が気候を穏やかにしています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のアルバーナ、トレッビアーノ、赤ワイン用のサンジョヴェーゼ、ランブルスコなどがあります。
特に注目すべき地区として、ロマーニャがあります。ここでは、アルバーナを使用した個性的な白ワインが生産されています。
これらのワインは、フルーティーな香りと豊かな果実味が特徴で、適度な酸味とミネラル感も楽しめます。
バルベーラは、イタリアのピエモンテ州を代表する赤ワイン用ブドウ品種です。
ピエモンテ州は、アルプス山脈の麓に位置し、丘陵地帯が広がっています。
地中海性気候と大陸性気候の影響を受け、ブドウ栽培に適した環境です。
この地域では、バルベーラの他にネッビオーロ、ドルチェット、モスカートなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、アスティとアルバがあります。
ここでは、石灰質や粘土質の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
バルベーラから造られるワインは、チェリーやフランボワーズを思わせるフルーティーな香りと、スミレなどのフローラルな香り、そして豊かな酸味が特徴です。