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サモディア ロッソ 2023 - サモディア

Samodia Rosso 2023 - Samodia

¥3,960

白と同じく樹齢60年を越えるブドウ畑より収穫したブドウで造る赤。バルベーラ、サンジョヴェーゼ ディ ロマーニャ、アンチェッロッタなど、6種ほどの黒ブドウが残っている。白ブドウと同様に、それぞれのブドウの成熟を見ながら1度に収穫。黒ブドウについては果粒を潰さず丁寧に除梗を行い、7日間のマセレーション。圧搾し果汁だけの状態で醗酵。オリ引きの後6カ月の熟成。SO2の添加がないこともあり、ボトル詰めを早い段階で行い、ボトル内での熟成を優先しています。高樹齢の畑では近年のクローン選抜がされる以前の樹、よりオリジナルに近いブドウの特徴が見えると話すヤコボ。それぞれの個性がタンクの中で一体化することで、他にはない個性と複雑さを持った「土地の味わい」が表現できると考えています。 日常的に飲むテーブルワインとして、長時間かけて複雑な要素を抽出しつつも、強さやタンニンを抑え柔らな抽出。その味わいの軽さと複雑さの共存には、正直驚かされます。伝統を自分たちの手法によって再構築する、ただ守るではないSamodiaサモディアだからこその表現方法。また一つ、魅力的なテーブルワインが仲間入りしました! (インポーター資料より)


サモディアについて

サモディア
ボローニャ県ヴァルサモッジャ、南側の丘陵地帯に残る樹齢60年を越える古いブドウ畑。近郊でワイン造りを始めたJacopo Stiglianoヤコボ スティリアーノと、KOIコイのフラヴィオ レスターニによって立ち上げられた新しいワイナリー。 DOC Colli Bolognesiを見ても分かる通り、国際品種が台頭しているだけでなく、大量生産が主流となって長いヴァルサモッジャ。本来この地域は、標高差のある南の丘陵地がブドウ栽培の中心。1980 年代より、農業の近代化が進むにつれて、作業効率や生産量を重視したブドウ栽培に切り替わった結果、ブドウ栽培の中心は丘陵地から平地へと移り変わっていきました。 決定的な出来事が起きたのは2023年、丘陵地に残っていた協同組合直営のワイナリーが倒産。ブドウの売り先を失った栽培農家は、これまで残してきた高樹齢のブドウ畑を、手放す以外の選択肢は残っていませんでした。 これを機に、手放されるブドウ畑を保護し、存続させるため行動を起こしたヤコボ スティリアーノ。親しかったKOIのフラヴィオは彼をサポートする形で参画。標高400m、北向きに位置する樹齢60年を越えるブドウ畑。ボローニャ地域で最も標高が高く北向きの斜面は、1年を通して冷涼さを感じられる環境。樹齢は60年を軽く越える樹ばかりで、20種類近いブドウ品種が混植された2haのブドウ畑。土壌は粘土質が豊かで、砂質、石灰質とバランスよく、単に貧しいだけの土壌ではありません。間隔の広い仕立ては、元来はある程度の収穫量を見込んでいたことの証明。フラヴィオ曰く「ボローニャの丘陵地帯ではこの方法が一般的だった。高品質なブドウを栽培するというより、《生活のために必要な量を効率よく栽培する》ための畑。樹齢 60 年を越えた現在、当時のような収穫量はない代わりに、十分に質の高いブドウが収穫できる」、といいます。 畑にはピニョレットやアルバーナをはじめとした地域のブドウ品種が残り、白ブドウで10種、黒ブドウで6種、他にも名前がわからないブドウも数種類あるといいます。「さらに言うならば、クローン選抜により改良される前のブドウが残っている。より当時のブドウに近いそれぞれのブドウ品種。この土地に本来あったブドウの個性や特徴が混ざり合う事でこのボローニャ、サモディアの土地を表現したワインを造ることができる」、そう考えているヤコボ。 醸造は、混植されたそれぞれのブドウを分けることなく同じ容器で醗酵。白はピニョレットやアルバーナ、計 10 種ほどのブドウを収穫後、除梗せずに直接プレス。果汁のみの状態でアルコール醗酵を行います。赤はバルベーラ、サンジョヴェーゼ、アンチェッロッタなど計6 種程度、果粒を潰さずに丁寧に除梗し、そのまま約1週間のマセレーション(果皮浸漬)を行ってから圧搾。セメントタンクによって温度コントロールを行わずに醗酵。酵母や SO2など一切添加を行わないブドウだけで表現するワイン造り。それでいて、オフフレーバーや揮発酸といった不安定要素をみじんも感じない部分は、彼らの仕事量の多さを感じます。 ワインは非常に柔らかく、冷涼でフレッシュな果実と複雑さ、そして何よりその飲み心地に驚かされます。何か特定のブドウ品種を感じるというより、複雑で一体感を持ったうまみと、飽きの来ない味わい。単なるテーブルワインというには、もったいないほどのクオリティとブドウのポテンシャル。それでいて、決して強すぎない果実とヴォリューム。毎日飲むことを想定しているかのような清涼感と心地よさ。まさにヴァルサモッジャの土地、食事とともにあるワインという事なのでしょうか。地域の伝統を愛し、先人たちを敬愛し、そのすべてを守ろうと活動を始めた2人。今後が本当に楽しみなワイナリーが誕生しました!(インポーター資料より)

サモディアの他のワイン


地域:エミリア・ロマーニャ

エミリアロマーニャは、イタリア北部に位置する魅力的なワイン産地です。
北部にはポー川平野が広がり、南部にはアペニン山脈が連なっています。
気候は大陸性気候と地中海性気候の影響を受け、夏は暑く冬は寒い傾向にありますが、アドリア海からの海風が気候を穏やかにしています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のアルバーナ、トレッビアーノ、赤ワイン用のサンジョヴェーゼ、ランブルスコなどがあります。
特に注目すべき地区として、ロマーニャがあります。ここでは、アルバーナを使用した個性的な白ワインが生産されています。
これらのワインは、フルーティーな香りと豊かな果実味が特徴で、適度な酸味とミネラル感も楽しめます。

品種:バルベーラ

バルベーラは、イタリアのピエモンテ州を代表する赤ワイン用ブドウ品種です。
ピエモンテ州は、アルプス山脈の麓に位置し、丘陵地帯が広がっています。
地中海性気候と大陸性気候の影響を受け、ブドウ栽培に適した環境です。
この地域では、バルベーラの他にネッビオーロ、ドルチェット、モスカートなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、アスティとアルバがあります。
ここでは、石灰質や粘土質の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
バルベーラから造られるワインは、チェリーやフランボワーズを思わせるフルーティーな香りと、スミレなどのフローラルな香り、そして豊かな酸味が特徴です。




カテゴリ
赤ワイン

生産年
2023

アルコール度数
13%

容量
750ml

送料
¥1,500 (¥18,000以上で送料無料)

税率
10%

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