ナチュールワイン・ナチュラルワイン・ヴァンナチュール・自然派ワイン

New

サモディア ビアンコ 2023 - サモディア

Samodia Bianco 2023 - Samodia

¥3,960

1970年代以前より残っているブドウ畑から造られる白。ピニョレットやアルバーナ、モントゥーニをはじめとしたボローニャ地域の自ブドウ、10種ほどの白ブドウが混植されており、スパリエッラという仕立ては決して収穫量を抑えるものではないものの、樹齢50年を越えた樹からは、考えなくとも収穫量は最小限に抑えられている。収穫は10月に入ってから、それぞれ成熟のタイミングに差はあるが、バランスを見つつ数回に分けて収穫。マセレーションなどは行わず直接プレスを行い、セメントタンクにてアルコール醗酵。オリ引きののちに再びセメントタンクにて6カ月の熟成。ブドウ以外何も添加しない、SO2の添加も行わないブドウだけで表現を行う白。「ボローニャに残る古いブドウ畑を守る、それはこの土地のブドウ本来の味わいを守ることにつながる。」、地域の伝統や土地の味わいを、現在の手法によって再構築した白。単一品種にはない複雑さ、多様性ある味わい。(インポーター資料より)


サモディアについて

サモディア
ボローニャ県ヴァルサモッジャ、南側の丘陵地帯に残る樹齢60年を越える古いブドウ畑。近郊でワイン造りを始めたJacopo Stiglianoヤコボ スティリアーノと、KOIコイのフラヴィオ レスターニによって立ち上げられた新しいワイナリー。 DOC Colli Bolognesiを見ても分かる通り、国際品種が台頭しているだけでなく、大量生産が主流となって長いヴァルサモッジャ。本来この地域は、標高差のある南の丘陵地がブドウ栽培の中心。1980 年代より、農業の近代化が進むにつれて、作業効率や生産量を重視したブドウ栽培に切り替わった結果、ブドウ栽培の中心は丘陵地から平地へと移り変わっていきました。 決定的な出来事が起きたのは2023年、丘陵地に残っていた協同組合直営のワイナリーが倒産。ブドウの売り先を失った栽培農家は、これまで残してきた高樹齢のブドウ畑を、手放す以外の選択肢は残っていませんでした。 これを機に、手放されるブドウ畑を保護し、存続させるため行動を起こしたヤコボ スティリアーノ。親しかったKOIのフラヴィオは彼をサポートする形で参画。標高400m、北向きに位置する樹齢60年を越えるブドウ畑。ボローニャ地域で最も標高が高く北向きの斜面は、1年を通して冷涼さを感じられる環境。樹齢は60年を軽く越える樹ばかりで、20種類近いブドウ品種が混植された2haのブドウ畑。土壌は粘土質が豊かで、砂質、石灰質とバランスよく、単に貧しいだけの土壌ではありません。間隔の広い仕立ては、元来はある程度の収穫量を見込んでいたことの証明。フラヴィオ曰く「ボローニャの丘陵地帯ではこの方法が一般的だった。高品質なブドウを栽培するというより、《生活のために必要な量を効率よく栽培する》ための畑。樹齢 60 年を越えた現在、当時のような収穫量はない代わりに、十分に質の高いブドウが収穫できる」、といいます。 畑にはピニョレットやアルバーナをはじめとした地域のブドウ品種が残り、白ブドウで10種、黒ブドウで6種、他にも名前がわからないブドウも数種類あるといいます。「さらに言うならば、クローン選抜により改良される前のブドウが残っている。より当時のブドウに近いそれぞれのブドウ品種。この土地に本来あったブドウの個性や特徴が混ざり合う事でこのボローニャ、サモディアの土地を表現したワインを造ることができる」、そう考えているヤコボ。 醸造は、混植されたそれぞれのブドウを分けることなく同じ容器で醗酵。白はピニョレットやアルバーナ、計 10 種ほどのブドウを収穫後、除梗せずに直接プレス。果汁のみの状態でアルコール醗酵を行います。赤はバルベーラ、サンジョヴェーゼ、アンチェッロッタなど計6 種程度、果粒を潰さずに丁寧に除梗し、そのまま約1週間のマセレーション(果皮浸漬)を行ってから圧搾。セメントタンクによって温度コントロールを行わずに醗酵。酵母や SO2など一切添加を行わないブドウだけで表現するワイン造り。それでいて、オフフレーバーや揮発酸といった不安定要素をみじんも感じない部分は、彼らの仕事量の多さを感じます。 ワインは非常に柔らかく、冷涼でフレッシュな果実と複雑さ、そして何よりその飲み心地に驚かされます。何か特定のブドウ品種を感じるというより、複雑で一体感を持ったうまみと、飽きの来ない味わい。単なるテーブルワインというには、もったいないほどのクオリティとブドウのポテンシャル。それでいて、決して強すぎない果実とヴォリューム。毎日飲むことを想定しているかのような清涼感と心地よさ。まさにヴァルサモッジャの土地、食事とともにあるワインという事なのでしょうか。地域の伝統を愛し、先人たちを敬愛し、そのすべてを守ろうと活動を始めた2人。今後が本当に楽しみなワイナリーが誕生しました!(インポーター資料より)

サモディアの他のワイン


地域:エミリア・ロマーニャ

エミリアロマーニャは、イタリア北部に位置する魅力的なワイン産地です。
北部にはポー川平野が広がり、南部にはアペニン山脈が連なっています。
気候は大陸性気候と地中海性気候の影響を受け、夏は暑く冬は寒い傾向にありますが、アドリア海からの海風が気候を穏やかにしています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のアルバーナ、トレッビアーノ、赤ワイン用のサンジョヴェーゼ、ランブルスコなどがあります。
特に注目すべき地区として、ロマーニャがあります。ここでは、アルバーナを使用した個性的な白ワインが生産されています。
これらのワインは、フルーティーな香りと豊かな果実味が特徴で、適度な酸味とミネラル感も楽しめます。

品種:ピニョレット

ピニョレットは、イタリアのエミリア・ロマーニャ州、特にボローニャ西部の丘陵地帯で栽培される白ブドウ品種です。
この地域は地中海性気候の影響を受け、ブドウ栽培に適した環境を有しています。
コッリ・ボロニェージ・クラッシコ地区は、2010年にDOCGに昇格した注目の産地です。
ここではピニョレットの他に、シャルドネやトレッビアーノも栽培されています。
ピニョレットから造られるワインは、フレッシュな柑橘系の香りとハーブのニュアンスが特徴的です。
スティルワインでは、純度の高いミネラル感と爽やかな酸味、若々しい果実味が楽しめます。スプマンテ(スパークリングワイン)では、キメ細やかな泡立ちと共に、グレープフルーツを思わせる果実味と心地よい苦みが広がります。
近年、地元の生産者たちがピニョレットの可能性に注目し、品質向上に努めています。
中には自然派ワイン造りに取り組む生産者もおり、テロワールの個性を生かした個性豊かなワインが生まれています。




カテゴリ
白ワイン

生産年
2023

容量
750ml

送料
¥1,500 (¥18,000以上で送料無料)

税率
10%

サモディア ビアンコ 2023に似たワイン