完熟した葡萄を9月の上旬に手摘み。全房で3日間のスキンコンタクト。ステンレスタンクにて自然発酵、発酵途中、残糖が20mgになったタイミングで発酵を止めました。そのあと、ステンレスタンクにて6か月寝かせ、ボトリング。
透明感のある麦わら色。トロピカルフルーツ、洋梨、赤りんご、ライチ、ハーブなど、アロマティックな香りにさわやかな印象も。洋梨、桃、林檎などのフルーツの優しい果実味で、口当たりは柔らかく、まろやか。酸もある為、甘みはべたつかず、白い花の蜜のような優しい甘みが続きます。
KABIとは、ドイツの等級Kabinett/カビネットを意味し、軽いタッチと優しい甘みがその名前の由来となります。(インポーター資料より)
ゲルバー・ムスカテラーは、主にオーストリアやドイツの南部で栽培される芳香豊かな白ワイン用ブドウ品種です。
これらの地域は、アルプス山脈の北側に位置し、大陸性気候の影響を受けています。
夏は温暖で、冬は寒冷ですが、ブドウ栽培に適した気候条件を備えています。
この地域では、ゲルバー・ムスカテラーの他にリースリング、グリューナー・ヴェルトリーナー、ミュラー・トゥルガウなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、オーストリアのシュタイアーマルク州があります。
ここでは、火山性の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
ゲルバー・ムスカテラーから造られるワインは、フローラルで果実味豊かな香りが特徴で、マスカットやライチを思わせるアロマと爽やかな酸味が楽しめます。