蝦夷泡Pは北海道では馴染み深い食用白ブドウ「ポートランド」を使ったペティヤンで、2020年度に試験的に約300本醸造し道内限定で販売したところ大変好評であり,2021年度は約3,000本作りました。ポートランドは白ブドウですが10日程醸してから搾汁し、オレンジワインの様にあめ色に仕上げました。フルーティでべっこう飴の様な甘い香りとは裏腹に後味はスッキリとドライで、ナイアガラとは異なるややねっとりとしたオイリーなニュアンスもあります。(生産者資料より)
北海道は日本最北のワイン産地で、冷涼な気候と昼夜の大きな温度差が特徴です。
広大な土地と豊かな自然環境を活かし、独自のテロワールを形成しています。
特産のブドウ品種には、ケルナー、ナイアガラ、ピノ・ノワールなどがあります。
近年では国際品種の栽培も増えています。
特に注目すべき地区として、空知地方と後志地方があります。
空知地方では、家族経営の小規模ワイナリーが多く、希少価値の高いワインが生産されています。
後志地方では、ナイアガラやケルナーを使用した個性的なワインが特徴で、フレッシュな果実味と爽やかな酸味が楽しめます。