地域を代表するワイン、ランブルスコ。ランブルスコには様々な亜種があるが、彼らの畑に植えられているのはランブルスコ マエストリ。ランブルスコの栽培地域はポー河流域の肥沃な平野部が中心となっていることから、畑では仕立てを上へ高くして収量を増やすのが主流。しかし、標高約250mに位置するカミッロの畑は平野部に比べ痩せているため灌漑の必要も仕立てを高くする必要もないので、グイヨで剪定され収量が少ない代わりに凝縮したブドウが得られている。
瓶内二次醗酵に使う糖分もブドウ由来のものであるべき、という考えから収穫翌春にできたベースワインに醗酵途中で避けておいたボナルダの甘口ワインを加え、瓶内二次醗酵を促したあとリリースされる。近年は、温暖化の影響による酷暑から発泡が上手くいかないヴィンテージもあるが、スティルワインとしてもシリアスな味わいをもっており、「5年以上熟成させると夢のような味わいになる」とカミッロ。(インポーター資料より)
エミリアロマーニャは、イタリア北部に位置する魅力的なワイン産地です。
北部にはポー川平野が広がり、南部にはアペニン山脈が連なっています。
気候は大陸性気候と地中海性気候の影響を受け、夏は暑く冬は寒い傾向にありますが、アドリア海からの海風が気候を穏やかにしています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のアルバーナ、トレッビアーノ、赤ワイン用のサンジョヴェーゼ、ランブルスコなどがあります。
特に注目すべき地区として、ロマーニャがあります。ここでは、アルバーナを使用した個性的な白ワインが生産されています。
これらのワインは、フルーティーな香りと豊かな果実味が特徴で、適度な酸味とミネラル感も楽しめます。