ソーヴィニョンという名前はフランス語の「Sauvageソヴァージュ(野性的な)」に由来していて、片親がサヴァニャンである可能性があり、フランスのロワール地方を起源とする説が有力。パルマ周辺でも何世紀も前から個人レベルでは植えられてきたが、それを集中的に栽培しパルマの丘のソーヴィニョンのワインを生産することを決めたのはブリアン伯爵であった。1800年代にフランスからブドウを輸入、フェリノ城を中心とした広大な敷地にソーヴィニョンを植え栽培を始めた。ブリアン伯爵の直感は正しく、パルマの気候と土壌との組み合わせは理想的で高品質なワインが生み出されることとなった。
辛口に仕上げたソーヴィニョンのワインに、濾過を行って醗酵を一時的に止めた甘口のマルヴァジーアを数%合わせ瓶内で二次醗酵を行う。ソーヴィニョンはランギラーノの気候と大地に順応し、彼が栽培する白ブドウの中でも、最もリッチで圧倒的なボリューム感を持ったワインとなる。「ソーヴィニョンは熟成させて飲んでも素晴らしく美味しいよ!」とカミッロ談。(インポーター資料より)
エミリアロマーニャは、イタリア北部に位置する魅力的なワイン産地です。
北部にはポー川平野が広がり、南部にはアペニン山脈が連なっています。
気候は大陸性気候と地中海性気候の影響を受け、夏は暑く冬は寒い傾向にありますが、アドリア海からの海風が気候を穏やかにしています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のアルバーナ、トレッビアーノ、赤ワイン用のサンジョヴェーゼ、ランブルスコなどがあります。
特に注目すべき地区として、ロマーニャがあります。ここでは、アルバーナを使用した個性的な白ワインが生産されています。
これらのワインは、フルーティーな香りと豊かな果実味が特徴で、適度な酸味とミネラル感も楽しめます。