「追放された(あるいは“亡命してきた”)ブドウで造られた赤ワイン」という名のロッソ デッラ バンディータ。カミッロはセパージュを明らかにしていないが、土着品種ではないブドウ4品種をブレンドして造られている。
かつてエミリア地方では、ワインを造る際ブドウはすべて混ぜられ単一品種でボトリングされることはほとんどなかった。祖父母の頃のように造ってみたい、という想いもありこのキュヴェは混醸で造られている。
品種ごとの個性を大事にしたいと考えているカミッロは基本単一品種で仕込むことを良しとするが、このワインに関しては「ブレンドで造られるワインに明確なアイデンティティはない。しかしそれぞれのブドウの熟度が年ごとに異なるので、同じである部分と異なる部分の差それぞれがヴィンテージごとの違いを特徴づける」と語っている。(インポーター資料より)