樹齢:55-65年 土壌:黄土 ザイルテンツァーの単一畑以外の所有する全て畑のグリューナーを使用。収穫:2021年9月中旬~10月中旬 小さな箱に手作業で収穫。全ての畑から収穫した葡萄をワインの全体の 50%を使用。9 月に収穫した葡萄にてフット・プレスを実施、除梗して自 然発酵、その後、10月中旬まで随時収穫した葡萄のジュースを継ぎ足しながら発酵を続けます。9 月に収穫した早い収穫の葡萄のみワインの2 0%使用。フット・プレスを行い、除梗して自然発酵。残りの 30%は、最後に収穫した 10 月の葡萄のみ、14 日間マセラシオン発酵。ステンレスタ ンクと古樽を使用して別々で熟成。3 月に全てをブレンドして、4 か月間熟成したのち、ボトリング。無清澄、無濾過、ボトリング時に亜硫酸を極少 量(15mg/l 以下)使用。Neben Sonne(幻日)はシューベルトの曲名に由来。また幻日は、霧がかかり、にじんだ太陽になる現象で、このワインの 色合いが少し滲んだ色合いになる為、それもイメージしてネーベンゾネと付けました。 濁りのあるライト・イエロー。桃、アプリコット、完熟リンゴ、シトラス、胡椒、ミネラルのアロマ。桃やネクタリン、シトラスのニュアンスで、フルーティーで 旨味のある味わい。ボディは柔らかく、しっかりとしたミネラルと程良い酸。グレープフルーツの皮の少しのほろ苦さ。ジューシーでブレンド由来の少 しの複雑さも兼ねたライトオレンジワイン。
カンプタールは、オーストリアのニーダーエスターライヒ州に位置する魅力的なワイン産地です。
カンプ川沿いの急斜面に広がるブドウ畑が特徴的で、テラス状の畑が美しい景観を作り出しています。気候は大陸性気候と温暖なパンノニア気候の影響を受け、昼夜の寒暖差が大きいのが特徴です。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のグリューナー・ヴェルトリーナー、リースリング、赤ワイン用のツヴァイゲルトなどがあります。
特に注目すべき地区として、シュタインがあります。
ここでは、原生岩の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。これらのワインは、ミネラル感豊かでフレッシュな果実味が特徴で、エレガントな酸味も楽しめます。