10月後半に手摘みで収穫。スキンコンタクト24時間。その後、足でプレスし、皮や茎を取り除いた後、自然発酵。全ての澱と共に1000リットルのオーストリア産樽にて夏まで熟成。無清澄、無濾過、ボトリング時に極少量(15mg/l以下)使用してボトリング。太陽と風によくさらされる丘の最も高い頂上に植えられているため、“Gegenwind”「向かい風」という名前が付けられました。薄く透明がかかったライト・イエロー。青りんご、グレープフルーツ、胡椒、ミネラルのアロマ。しっかりとしたミネラルと心地よい酸。丸みのあるボディですっきりとした味わい。グリューナー・ヴェルトリーナーと黄土の個性を生かしたテロワールをしっかり感じられる白ワイン。
グリューナー・ヴェルトリーナーは、オーストリアの東部で広く栽培される白ワイン用ブドウ品種です。
この地域は、アルプス山脈の東側に位置し、パンノニア平原からの温暖な風の影響を受けています。
オーストリアでは、グリューナー・ヴェルトリーナーの他にリースリング、ツヴァイゲルト、ザンクト・ラウレントなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、ヴァッハウがあります。
ここでは、シスト土壌とレス土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
グリューナー・ヴェルトリーナーから造られるワインは、フルーティーでフレッシュな風味が特徴で、白ブドウや洋ナシを思わせる香りが楽しめます。