2019年と2020年のブレンド。2019年は4週間のマセラシオン、全房にて自然発酵後、300リットルの樽で1年間熟成。2020年は、3週間マセラシオンされ、全房にて自然発酵後、2019年のワインとブレンド。数か月熟成させたのち、無清澄、無濾過、ボトリング時に亜硫酸を極少量(15mg/l 以下)使用してボトリング。これは“Gemischter Satz/ゲミシュター・サッツ”ではなく、Gemaischt(浸軟)と Schatz(宝物)を掛け合わせて作った言葉。“ゲミシュター・サッツ”をいわゆる“シャレ”で表し、また“宝物のオレンジワイン”という意味も込められています。濁りがあるイエロー。熟したリンゴ、ミネラル、グレープフルーツ、花梨、白コショウ、シナモンなどの複雑なアロマ。グレープフルーツを中心としたシトラスとハーブ、樽熟の少しニュアンスとシトラスの皮のほろ苦さがアクセント。1年寝かした分、旨味が溶け込み、複雑さも増した印象です。(インポーター資料より)