「オーストラリアを代表する品種になるかも知れない」とまで醸造家が考えるネロ・ダーヴォラの赤。
除梗し圧搾されたブドウは野生酵母による自然醗酵(約14日間)、プレスし古樽(300-400L)で約8ヶ月熟成。少量の酸化防止剤と共にボトリング。ノンフィルターおよび清澄剤不使用。クリアな赤~黒の色合い。梅やカシスといった小粒の赤黒果実を凝縮させた濃厚さと、口をすぼめるほどの自然な高い酸。(インポーター資料より)
リヴァーランドは、オーストラリア最大のワイン生産地域の一つで、南オーストラリア州に位置しています。
マレー川沿いに広がる温暖な地中海性気候の地域で、日照時間が長く、ブドウ栽培に適した環境です。
この地域では、シャルドネ、シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨンなどの主要品種が栽培されています。
また、地中海系品種のヴェルメンティーノやフィアーノなども注目を集めています。
リヴァーランドの中でも、レンマークやバーメラは特筆すべき地区です。
これらの地区では、マレー川の影響を受けた独特のテロワールを持ち、フルーティーで親しみやすいワインが生産されています。
近年、リヴァーランドでは持続可能な農法やオーガニック栽培に取り組む生産者が増えています。
これらの生産者は、最小限の介入で自然の力を生かしたワイン造りを行っており、テロワールの個性を生き生きと表現したナチュラルワインを生み出しています。
リヴァーランドのワインは、フルーティーでバランスの取れた味わいが特徴で、初心者にも親しみやすいスタイルです。
また、コストパフォーマンスに優れたワインも多く、日常的に楽しめるワインとして人気があります。
ネロ・ダーヴォラは、イタリアのシチリア島で広く栽培される赤ワイン用ブドウ品種です。
シチリア島は地中海性気候で、夏は暑く乾燥し、冬は穏やかです。島の中央部には山岳地帯があり、標高による気温差が大きいのが特徴です。
シチリア島では、ネロ・ダーヴォラの他にカタラット、グリッロ、フラッパートなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、エトナ山周辺があります。
ここでは、火山性の土壌と標高差を活かした個性的なワインが生産されています。
ネロ・ダーヴォラから造られるワインは、濃い色調で、プラムやブラックベリーの豊かな果実味が特徴です。
適度な酸味とタンニンのバランスが取れています。