シマ・コルゴ地区、片岩、花崗岩質の石がごろごろある土壌、土着品種が20品種以上混ざる混植畑。2つの区画。除梗70%、30%グラップ・アンティエールのぶどうを破砕せずに全てをタンクに入れて7日間マセラシオン。ステンレスタンクで5ヶ月間の熟成。(インポーター資料より)
ドウロは、ポルトガル北部に位置する魅力的なワイン産地です。
ドウロ川とその支流に沿った急斜面に広がる片岩質のスレート土壌が特徴的です。
気候は大陸性で、夏は暑く乾燥し、冬は寒冷です。この厳しい環境が、個性的なワインを生み出しています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のトウリガ・ナシオナル、トウリガ・フランカ、ティンタ・ロリス、白ワイン用のゴウヴェイオ、マルヴァジア・フィナなどがあります。
特に注目すべき地区として、シーマ・コルゴがあります。ここでは、高品質なスティルワインが生産されています。これらのワインは、濃厚な果実味と豊かな酸味が特徴で、複雑な風味と長い余韻を楽しめます。
トウリガ・フランカは、ポルトガル北部のドウロ地方を中心に栽培される黒ブドウ品種です。ドウロ地方は、冬は寒く、夏は非常に乾燥した気候で、急斜面の岩だらけの土地が特徴的です。この地域では、トウリガ・フランカの他に、トウリガ・ナショナル、ティンタ・ロリス、ティンタ・バロッカなどの品種も栽培されています。ドウロ地方の中でも特筆すべきは、バルガ・ヴェーリャというワインが生産される地区です。この地区では、水分の少ないやせた土地で育つブドウから、糖分、タンニン、色調が凝縮した味わいの赤ワインが造られます。トウリガ・フランカから造られるワインは、濃い色調で、ブラックベリーやバラの香りが特徴的です。滑らかなタンニンと豊かな果実味を持ち、エレガントな味わいが楽しめます46。また、ポートワインの原料としても重要な品種で、熟成時の滑らかさに寄与しています。