エレガント、フレッシュで複雑さも。海沿いのアルヴァリーニョとは異なる硬質なミネラル。シュッとした柑橘系のフレッシュさとミネラルが際立つ。シマ・コルゴ地区、風化した花崗岩質土壌。単一区画。グラップ・アンティエールのぶどうを軽くプレス。ステンレスタンクでゆっくり発酵の後、6ヶ月熟成。(インポーター資料より)
ドウロは、ポルトガル北部に位置する魅力的なワイン産地です。
ドウロ川とその支流に沿った急斜面に広がる片岩質のスレート土壌が特徴的です。
気候は大陸性で、夏は暑く乾燥し、冬は寒冷です。この厳しい環境が、個性的なワインを生み出しています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のトウリガ・ナシオナル、トウリガ・フランカ、ティンタ・ロリス、白ワイン用のゴウヴェイオ、マルヴァジア・フィナなどがあります。
特に注目すべき地区として、シーマ・コルゴがあります。ここでは、高品質なスティルワインが生産されています。これらのワインは、濃厚な果実味と豊かな酸味が特徴で、複雑な風味と長い余韻を楽しめます。
アルバリーニョは、スペイン北西部のガリシア州、特にリアスバイシャス地方で栽培される白ワイン用ブドウ品種です。
この地域は大西洋に面し、年間降水量が1,600〜1,800mmと多湿で、夏は比較的冷涼、冬は穏やかな気候です。
リアスバイシャスでは、アルバリーニョの他にトレイシャドゥーラやロウレイロなどの品種も栽培されていますが、アルバリーニョが90%以上を占めています。
特に注目すべき地区として、バル・ド・サルネスがあります。ここは最も冷涼で湿度が高く、花崗岩土壌を沖積層の砂が覆っています。
この地区で造られるアルバリーニョワインは、フルーティーでフレッシュな風味が特徴で、ミネラル感と爽やかな酸味が楽しめます。
アルバリーニョから造られるワインは、白桃やアプリコットを思わせるフルーツの香りと、ハーブや柑橘系の爽やかな香りが特徴です。
味わいは、ジューシーな果実味と鋭い酸味、そして海の塩を連想させるミネラル感があり、「海のワイン」とも呼ばれています。