ムスカテラーは手摘みで収穫後、アロマと旨味を抽出するため軽く破砕し、2週間半マセレーション発酵。ヴァイスブルグンダーは手摘みで収穫後、全房プレス。それぞれのブドウを3000Lの大樽で10ヶ月間熟成。瓶詰め前にアッサンブラージュ。無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。少し白濁した外観。八朔やレモンピール、セルフィーユに南国フルーツを思わせるアロマティックな香り。少し粘性のある旨味のあるアタックにキュッと引き締まった酸味。アロマとミネラル感が残り、爽やかな余韻が残ります。オリーブオイルなど爽やかな香りのある料理とおすすめです。(インポーター資料より)
ファルツは、ドイツ西部に位置する魅力的なワイン産地です。
東をライン川、西をハールト山脈に挟まれた細長い地域で、山脈が雨よけの役割を果たし、ドイツで最も乾燥した温暖な気候を生み出しています。
この地域の主要ブドウ品種には、リースリング、ミュラー・トゥルガウ、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、ドルンフェルダー、ピノ・ノワールなどがあります。
特に注目すべき地区として、ファルツ北部のBad Durkheim、Wachenheim、Forst、Deidesheim、Ruppertsbergがあります。これらの地区では、南東向きの急斜面に位置する最高の畑で、完熟したフルボディのリースリングが生まれます。
ファルツのワインは、他の地域に比べてより凝縮感があり、ボディに厚みがあるスタイルが特徴です。特にリースリングは、リッチで完熟感が強く、フルボディの味わいとなります。