マイカマー及びアルトドーフ周辺の石灰岩土壌に植えられたヴァイスブルグンダーを使用。手摘みで収穫後、全房プレス。その後、モストの85%を使用済みトノー、残りを新しいトノーでSO2を添加せず、11ヶ月シュー
ルリー。無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。SO2は瓶詰め前に20mg添加。透明感のあるグリーンイエロー色。洋梨のブランデー、干草や刈りたての草、少しジャスミンのようなスパイシーな香り。石灰特有のチョーキーなミネラル感。柔らかな口当たりで余韻が長く残ります。野菜や魚料理はもちろん、スパイシーな料理にも合わせたくなります。(インポーター資料より)
ファルツは、ドイツ西部に位置する魅力的なワイン産地です。
東をライン川、西をハールト山脈に挟まれた細長い地域で、山脈が雨よけの役割を果たし、ドイツで最も乾燥した温暖な気候を生み出しています。
この地域の主要ブドウ品種には、リースリング、ミュラー・トゥルガウ、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、ドルンフェルダー、ピノ・ノワールなどがあります。
特に注目すべき地区として、ファルツ北部のBad Durkheim、Wachenheim、Forst、Deidesheim、Ruppertsbergがあります。これらの地区では、南東向きの急斜面に位置する最高の畑で、完熟したフルボディのリースリングが生まれます。
ファルツのワインは、他の地域に比べてより凝縮感があり、ボディに厚みがあるスタイルが特徴です。特にリースリングは、リッチで完熟感が強く、フルボディの味わいとなります。
ヴァイスブルグンダーは、ドイツとオーストリアで広く栽培される白ワイン用ブドウ品種です。
特にドイツのバーデン地方で多く栽培されており、この地域は温暖な気候と丘陵地帯の地形が特徴です。
バーデン地方では、ヴァイスブルグンダーの他にシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)、グラウブルグンダー(ピノ・グリ)、ミュラー・トゥルガウなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、マルクグレフラーラントがあります。ここでは、火山性の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
ヴァイスブルグンダーから造られるワインは、控えめな香りと柔らかな酸味が特徴で、リンゴや洋ナシを思わせるフルーティーな味わいが楽しめます。