ゼッキンガーは2012年に設立されたファルツのニーダーキエヒェンで最も若いワイ
ナリーだ。ゼッキンガー家は代々ブドウ農家だったため、今では新参者がなかなか
手に入れることができない畑を多く所有している。2012年に開始したビオディナミ
への移行も2018年で終了し、今ではこの地域に存在するよりポテンシャルが大きい区画を買い足している。彼らの畑はハールト山地
の東端に接しており、多くが東~南東向きで冷涼なミクロクリマを持つ。また、この地域の土壌は主に粘土、雑色砂岩、レスから成り、
平野部においては農作物ならほとんどなんでも育つくらいほど肥沃である。ゼッキンガーの畑はこの平野部から西の森に向かって広が
る丘の上にあり、さらに石灰岩の比率が多くなる山側にある。そのため、彼らのワインには全体的にミネラルのニュアンスがしっかり
感じられる硬質感があり、ピュアなワインに仕上がる。SO2使用量は5~20mg/lに抑えており、ワインは活き活きしながらも熟成が
楽しみになる堅強さも兼ね備えている。(インポーター資料より)