父の代から造り続けてきたキァンティを、忠実に守り続けてきたサウロ。完熟を待ち収穫を行い、除梗せずに果皮と共に醗酵を行う。まさに1960年代のキァンティと変わりのない手法。ただ、年を追うごとに上がるブドウのクオリティと、彼自身の成長によって、この数年でワインは劇的に進化してきました。除梗をしない伝統的な醸造方法を貫く代わりに彼が行ったのは、「未熟な果梗からネガティヴな味わいや香りが出るのなら、果梗の完熟を待ってから収穫すればよい」という単純すぎるもの、、汗。地域的にみても、カジュアルなワインが多い産地でありながら、彼らのサンジョヴェーゼの収穫はとび抜けて遅く、、。10月後半まで待つことも当然と語るサウロ。果実の完熟は当然、、さらに果梗まで完熟するのを待ってから造られている、ポデーレ ルイーザのキァンティ。今まで以上に繊細さとバランス感を持った、もはや食中酒というには勿体ないキァンティになりました! (インポーター資料より)
トスカーナは、イタリア中西部に位置する魅力的なワイン産地です。
ティレニア海に面し、アペニン山脈に囲まれた丘陵地帯が広がっています。
気候は地中海性で、沿岸部は温暖ですが、内陸部では寒暖の差が大きくなります。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のサンジョヴェーゼ、カナイオーロ、白ワイン用のトレッビアーノ、ヴェルナッチャなどがあります。
特に注目すべき地区として、キャンティがあります。
ここでは、サンジョヴェーゼを主体とした個性的な赤ワインが生産されています。
これらのワインは、チェリーやプラムの果実味と、ハーブのような香りが特徴で、エレガントな酸味とタンニンのバランスが楽しめます。