手作業にて収穫された後、ステンレスタンクや旧オーク樽、クヴェヴリなどを併用しアルコール発酵。22年春にブレンドしてシュール・リー熟成。22年7月と9月の2回に分けて無濾過・無清澄にて瓶詰。醸造中、瓶詰め時ともにSO2不使用。
鮮やかな赤紫色。チェリーやイチゴ、スミレ、クミンのスパイシーなアロマ。赤系ベリーの綺麗な果実味と滑らかで細やかなタンニン、酸は落ち着いており余韻にほんのり苦みのあるスパイスを感じ取れます。
シチリアは、イタリア最大の島で、地中海性の温暖な気候に恵まれたワイン産地です。
海抜0メートルから標高1,200メートルまでの多様な地形と、石灰質、火山性など様々な土壌が特徴で、ブドウ栽培に適した環境を持っています。
シチリアの特産ブドウ品種には、白ワイン用のインツォリア、グリッロ、カタラット、赤ワイン用のネロ・ダーヴォラ、ネレッロ・マスカレーゼなどがあります。
特に注目すべき地区として、エトナ山の麓があります。ここでは、火山性土壌と冷涼な気候を活かした個性的なワインが生産されています。
これらのワインは、酸とミネラルが豊かで、エレガントな味わいが特徴です。