果皮と共に約4日、野生酵母による醗酵を促す。そこにヴァルドバートのモストを一部加え、500Lの木樽にて12か月の熟成。ネッビオーロの果実感を尊重した、飲み心地重視の赤。素晴らしく軽い飲み口はいつも通りですが、そこに絶妙なバランスで感じるネッビオーロの味わい深さ、これまでのヴィスカのイメージを変える魅力をもったヴィンテージ。
ロエーロとは異なるもう一つのネッビオーロの表現方法。飲み心地を重視した1リットルのヴィスカ、2021が到着です。2020年に続き、天候に恵まれたヴィンテージ。さらに言えば、酸を失わなかった特殊なヴィンテージでもあります。ロエーロとの差別化のため果皮との接触を柔らかく、抽出を抑える一方で「ネッビオーロらしさを失わないように」と、ある程度のマセレーションによってタンニンをも持たせるという、絶妙なバランスを追求したというエマヌエーレ。昨年までのヴィスカの醸造に加えて、ヴァルドバートの畑1区画のネッビオーロを加える事で、単なる軽いだけではない「飲みごたえと飲み心地が共存」した今回のヴィスカ。個人的に 2021は、これまでのヴィスカでNO1なんじゃないでしょうか!?ジュースのようなスムーズさと、ネッビオーロらしい酸とタンニンのバランスが絶妙な、ロエーロには表現できないオリジナリティを手に入れたヴィスカ。1リットルが本当にうれしいワインになりました!(輸入元資料より)
ピエモンテは、イタリア北西部に位置するワイン産地で、「山の麓」を意味する名前の通り、アルプス山脈の麓に広がっています。
大陸性気候の影響を受け、夏は暑く冬は寒い地域で、この気候がブドウに複雑な風味をもたらしています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェット、白ワイン用のティモラッソなどがあります。
特に注目すべき地区として、バローロとバルバレスコがあります。
ここでは、ネッビオーロ種を使用した高級赤ワインが生産されています。
これらのワインは、タンニンが凝縮された重厚な味わいが特徴で、長期熟成にも適しています。
ネッビオーロは、イタリア北部のピエモンテ州が原産の赤ワイン用ブドウ品種です。
ピエモンテ州は、アルプス山脈の麓に位置し、丘陵地帯が広がっています。
気候は大陸性気候と地中海性気候の影響を受け、四季がはっきりしています。
この地域では、ネッビオーロの他にバルベーラ、ドルチェット、モスカートなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、バローロとバルバレスコがあります。
これらの地区では、石灰岩質の土壌と独特の気候条件を活かした個性的なワインが生産されています。
バローロのワインは、力強さと優雅さを兼ね備え、バラやタールの香りが特徴的です。
一方、バルバレスコは、エレガントでフルーティーな香りが際立ちます。