果皮とともに3日、果房が浮き上がらないようにモストに沈めた状態を保ち、野生酵母による醗酵を促す。圧搾後セメントタンクにて醗酵が継続。木樽にて10カ月、ボトル詰め後12か月熟成。果実や果皮の完熟よりも、バランスを意識して収穫したアルネイズ。より繊細な抽出を行う事で、ワイン全体のエレガントさを表現。
2019は寒暖差のバランスが取れたヴィンテージ、高樹齢のアルネイズを中心に十分な熟度もあり、バランス感を持ったブドウを収穫できたと話すエンリーコ。果皮までの完熟というよりも、酸と糖分、熟度のバランスを意識して収穫。果皮と共に約2日程度、果皮をモスト内に沈める「カペッロ ソンメルソ」を取り入れた浸漬を行います。圧搾後、果汁だけの状態で醗酵。元来酸の弱いアルネイズですが、空気との接触を抑え、より繊細な抽出を行う事で、ワイン全体のエレガントさを表現。今までのような強さやアロマティックさやタンニンよりも、繊細さやエレガントさを意識したアルネイズ。年を追うごとに素晴らしく良くなっているデザヤ、2019も皆様きっと喜んでいただける味わいだと確信しております。(インポーター資料より)
ピエモンテは、イタリア北西部に位置するワイン産地で、「山の麓」を意味する名前の通り、アルプス山脈の麓に広がっています。
大陸性気候の影響を受け、夏は暑く冬は寒い地域で、この気候がブドウに複雑な風味をもたらしています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェット、白ワイン用のティモラッソなどがあります。
特に注目すべき地区として、バローロとバルバレスコがあります。
ここでは、ネッビオーロ種を使用した高級赤ワインが生産されています。
これらのワインは、タンニンが凝縮された重厚な味わいが特徴で、長期熟成にも適しています。