元Macellaio(肉屋)という経歴をもつ当主のサウロが造る、サラーメ トスカーノやプロシュート クルードのような味のしっかりした料理にも負けない、旨みのある白。2021年は夏の猛暑と、収穫前の激しい寒暖差の影響で、非常に凝縮したヴィンテージとなっております。果実が完熟し、バランスが取れ梗まで完熟したブドウは除梗せず、果皮と共に2週間の醗酵。果実のフレッシュさと丸みのある酸のバランス、そして全体をキュッと引き締めてくれるタンニン。塩を基調としたトスカーナの生ハムやサラーメと均衡のとれる、味わいの強さとバランス感をもったトスカーナビアンコ。ただ、2021年は収穫量が例年の3/4程度で、、合わせて入荷量も少なくなってしまいました。元から少ないので、本当に悲しいですが、その味わいには皆さん迷わず喜んでいただけると思います。 (インポーター資料より)
トスカーナは、イタリア中西部に位置する魅力的なワイン産地です。
ティレニア海に面し、アペニン山脈に囲まれた丘陵地帯が広がっています。
気候は地中海性で、沿岸部は温暖ですが、内陸部では寒暖の差が大きくなります。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のサンジョヴェーゼ、カナイオーロ、白ワイン用のトレッビアーノ、ヴェルナッチャなどがあります。
特に注目すべき地区として、キャンティがあります。
ここでは、サンジョヴェーゼを主体とした個性的な赤ワインが生産されています。
これらのワインは、チェリーやプラムの果実味と、ハーブのような香りが特徴で、エレガントな酸味とタンニンのバランスが楽しめます。