2005年に接木をし直したアルト・ド・カサルとムルタの区画。北西向きのジュラ紀上期の 石灰岩が混ざる粘土石灰質土壌。一部、砂質と粘土が混ざる土壌もある。 手摘み収穫後、破砕せずに除梗。 1000リットルのステンレスタンクで5日間、天然酵母にて自然発酵。 古いフレンチオーク樽で10ヶ月間の熟成。
ノンコラージュ、ノンフィルター。 明るいルビー色で、プラム、サワーチェリーの香り。とてもフレッシュかつ印象深い強度のしっかりとした味わい。(インポーター資料より)
リスボンは、ポルトガルの首都を中心とする魅力的なワイン産地です。
大西洋に面した地中海性気候で、夏は暖かく乾燥し、冬は比較的穏やかです。
年間を通じて気温は8°Cから29°Cの間で変化し、豊富な日照量がブドウの栽培に適しています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のアリント、フェルナン・ピレス、赤ワイン用のカステラン、トウリガ・ナシオナルなどがあります。
特に注目すべき地区として、コルアレスがあります。
ここでは、大西洋の影響を受けた冷涼な気候を活かした個性的なワインが生産されています。
これらのワインは、フレッシュな果実味と爽やかな酸味が特徴で、ミネラル感も豊かです。
近年、リスボン地域ではナチュラルワインの生産も盛んになっています。
化学的な添加物を極力使用せず、自然な醸造過程を重視することで、テロワールの個性を生き生きと表現したフレッシュで個性的なワインが生まれています。