外観はヴァイオレットかかった濃いルビー色。ブルーベリーと微かなユーカリの香り。フサスグリと甘草のニュアンスが香りに深みを与え、余韻が長い。口の中を包み込む大きな包容力と凝縮感溢れるタンニン、草木やキナノキなどの風味が爽やかさを演出し見事なバランスをとっている。しっかりしたテクスチャーで、スパイスの余韻が長い。2018ヴィンテージは熟成度が高く、果実味と酸のバランスが絶妙。高い複雑性と折り重なった味わいが特徴的である。
(インポーター資料より)
トスカーナは、イタリア中西部に位置する魅力的なワイン産地です。
ティレニア海に面し、アペニン山脈に囲まれた丘陵地帯が広がっています。
気候は地中海性で、沿岸部は温暖ですが、内陸部では寒暖の差が大きくなります。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のサンジョヴェーゼ、カナイオーロ、白ワイン用のトレッビアーノ、ヴェルナッチャなどがあります。
特に注目すべき地区として、キャンティがあります。
ここでは、サンジョヴェーゼを主体とした個性的な赤ワインが生産されています。
これらのワインは、チェリーやプラムの果実味と、ハーブのような香りが特徴で、エレガントな酸味とタンニンのバランスが楽しめます。