手作業にて収穫後、全てをオープンパットにいれ、殆どを除梗。全体の 30%を全房のまま 16 日間マセラシオン・カルボニック。発酵後、ジュー スを取りだし、房全体をプレスしたのち、どちらのワインも旧樽にいれ 10 カ月熟成後、2022 年 8 月ボトリング。全ての工程で温度調整なし、無添 加、無清澄、無濾過。名前の“タッチ”はスキンコンタクト=接触に由来しています。ラベルに記載されている鳥は“シラサギ”。 ノイジードル湖畔 や葡萄畑でよく見られる鳥の為、ラベルに使用。濁りのあるオレンジ色。開けたてはやや還元が感じられますが、時間と共に抜けていきます。グ レープフルーツ、桃、白い花などのアロマ。もぎたてグレープフルーツの様なジューシーでまろやかな酸、ソフトなボディでタンニンは柔らかく、余韻 に柑橘類の皮のほろ苦さも。ゲミシュターサッツらしく、軽やかで複雑さも感じられますが、フルーティーさが際立つオレンジワイン。
ブルゲンランドは、オーストリア東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ノイジードル湖の周辺に広がり、パンノニア平原の一部を形成しています。
温暖な大陸性気候と、湖の影響による独特の微気候が、ブドウ栽培に理想的な環境を生み出しています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のツヴァイゲルト、ブラウフレンキッシュ、白ワイン用のヴェルシュリースリング、シャルドネなどがあります。
特に貴腐ワインの原料となるボトリティス菌に感染したブドウを使用した甘口ワインも有名です。
注目すべき地区として、ノイジードル湖周辺のルスト地区があります。
ここでは、湖の影響を受けた独特の気候条件下で、凝縮感のある甘口ワインが生産されています。
これらのワインは、豊かな果実味と複雑な風味を持ち、優雅さと深みを兼ね備えています。
近年、ブルゲンランドではナチュラルワインの生産が盛んになっています。
化学的な添加物を極力使用せず、自然な醸造過程を重視することで、テロワールの個性を生き生きと表現したフレッシュで個性的なワインが生まれています。
ブルゲンランドのワインは、伝統的な手法と現代的なアプローチが融合した、オーストリアワインの新たな魅力を体現しています。初心者の方にも、中欧ワインの多様性と奥深さを感じていただける産地です。