手摘みで収穫後、シュペートブルグンダーは全房プレス。その後、ステンレスタンクで9ヶ月間熟成。ドルンフェルダーは2週間マセレーションの後、3000Lの古樽で9ヶ月間熟成。澱引き後、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。「コンクビーネ(Concubine)」は、昔ドイツの王族の間で「第二の妻」を指す言葉として使われていた。戦力結婚が一般的だった当時において、本命の女性は大抵「第二の妻」の妻だった。そしてそういった女性は大抵庶民だった。カジュアルなワインだけど、そこには強い想いが詰まっているという意味でこの名前が付けられた。(インポーター資料より)
ファルツは、ドイツ西部に位置する魅力的なワイン産地です。
東をライン川、西をハールト山脈に挟まれた細長い地域で、山脈が雨よけの役割を果たし、ドイツで最も乾燥した温暖な気候を生み出しています。
この地域の主要ブドウ品種には、リースリング、ミュラー・トゥルガウ、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、ドルンフェルダー、ピノ・ノワールなどがあります。
特に注目すべき地区として、ファルツ北部のBad Durkheim、Wachenheim、Forst、Deidesheim、Ruppertsbergがあります。これらの地区では、南東向きの急斜面に位置する最高の畑で、完熟したフルボディのリースリングが生まれます。
ファルツのワインは、他の地域に比べてより凝縮感があり、ボディに厚みがあるスタイルが特徴です。特にリースリングは、リッチで完熟感が強く、フルボディの味わいとなります。