ブドウはCruと呼ばれる、ジャンマルコが2006年に植樹した畑(il Poggio delle Coste)に植わっているサンジョヴェーゼ、中でも特に果皮の厚いものを選別し収穫。名前にもなっているカルボとは、カーボニックマセレーションの意。一般的には香りを出すため、タンニンの抽出を抑えるために行われる手 法ですが、彼にとってはより長い時間、酸化のリスクなくマセレーションを行うための手法と考えています。今回は約3週間、無酸素の状態で醗酵を行い、 その後そのまま櫂入れを行い、一般的な空気に触れるマセレーションのまま醗酵を終えるという方法。
カーボニック由来の果実のフレッシュさに加え、立 体感のあるタンニンと果実味、奥行き。2つのマセレーションを取り入れた最高のサンジョヴェーゼ。昨年2018より、これまでと印象が大きく変わりました。2019は寒暖のバランスが良く、ワインとして出来上がるのが早いと話すジャンマルコ。フレッシュで香りのよい果実、そして美しい飲み心地となめらかな 余韻。完璧なブドウが収穫できた年しか造らないカルボ、2018をさらに上回る素晴らしい味わいです!
樹齢 5~10 年。房単位で選別し、除梗せず傷をつけな い状態で木樽を満たし、約 3 週間のカーボニックマセレーション。その後、買い入 れを行い通常の空気に触れながらのマセレーションを行い醗酵を終える。圧搾 後、500L のトノーに移し醗酵が終わるのを待つ。その後約 24 カ月の熟成。ボトル 詰め後 6 カ月以上の熟成。非常に恵まれたヴィンテージ、健全なブドウが収穫できるときのみ造られる特別なワイン。
(インポーター資料より)
ラツィオは、イタリア中部に位置する歴史あるワイン産地です。地中海性気候に恵まれ、海風と山岳地帯の影響で、ブドウ栽培に理想的な環境を形成しています。
特に火山性の丘陵地帯の肥沃で水はけの良い土壌が、ワインの個性を生み出す鍵となっています。
この地域の主要ブドウ品種には、マルヴァジア・デル・ラツィオ、マルヴァジア・ディ・カンディア、トレッビアーノ・トスカーノなどがあります。
特に注目すべき地区として、フラスカーティがあります。
ここでは、世界的に有名な白ワインが生産されています。
フラスカーティのワインは、柑橘類やピーチの柔らかな果実味にキビキビとした酸、ふわっとした華やかな味わいが特徴で、幅広い料理と相性が良いです。
サンジョヴェーゼは、イタリア中部のトスカーナ州を中心に栽培される赤ワイン用ブドウ品種です。トスカーナ州は、丘陵地帯が広がり、地中海性気候に恵まれた温暖な地域です。
この地域では、サンジョヴェーゼの他にカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、トレッビアーノなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、キャンティ・クラシコがあります。
ここでは、厳しい生産基準のもと、高品質なワインが造られています。
キャンティ・クラシコのワインは、フレッシュな果実味と爽やかな酸味のバランスが特徴で、イチゴやラズベリーの香りに、スパイシーなニュアンスが加わります。