9月上旬に手摘みにて収穫。全房にて、マセラシオン・カルボニックにてゆっくりと発酵。その後、自然と低温で保たれる地下
室セラーにて、古樽を使用し、10日間自然発酵したのち、マロラクティック発酵。そのあと、古樽にて6か月熟成。無清澄、
無濾過、ボトリングのタイミングのみ亜硫酸15mg 以下使用。
紫がかった明るい赤色。サワーチェリー、クランベリー、プラム、少しのハーブの香り。ライトなボディに、赤い果実を中心としたジューシーな果実味と程よい酸。タンニンは柔らかくシルキーで、少しのスパイスがアクセント。カジュアルな中にも、ピノ系由来のエレガントさも感じられます。(インポーター資料より)
カルヌントゥムは、オーストリア東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ドナウ川の南岸に広がり、パンノニア平原の北西端に位置しています。
気候は大陸性気候の影響を受けていますが、ドナウ川の存在が微気候を生み出し、ブドウ栽培に適した環境を作り出しています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のグリューナー・ヴェルトリーナー、ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)、赤ワイン用のツヴァイゲルト、ブラウフレンキッシュなどがあります。
特に注目すべき地区として、ゲッテルスドルフがあります。
ここでは、石灰岩質の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
これらのワインは、フレッシュな果実味と豊かなミネラル感が特徴で、エレガントな酸味も楽しめます。