大西洋からわずか20kmの場所にあるカルダシュ・ダ・ライニャのアルヴォルニーニャ地区。標高150mの粘土石灰岩土壌。大西洋からの涼しい風と高い湿度、冷涼な微気候。赤葡萄のトウリガ・ナシオナルを2時間のマセラシオン。その後、アリントとフェルナン・ピレスの果皮で1ヶ月のマセラシオン。オーク樽で10ヶ月間の熟成。
フレッシュだが心地よいタンニンが広がりフローラルで華やかな香りが広がる。Palheoとはポルトガルのワインのカテゴリーの一つで、農家のスタイルで作られたワインのこと。赤ブドウと白ブドウをブレンドして、日中に飲むための低アルコール飲料として生まれた。当時はペットボトルの水はもちろん、ソーダやビールもほとんどなく、天然の水源も飲むには信頼できるものではなかった為、このPalhetoと呼ばれるワインが唯一の信頼できる水分補給だったのだ