量、質ともに満足のいく葡萄を収穫する事ができた。アルザス全体で健全に発酵させるための野性酵母の数が少なく、馬小屋の香りをつけてしまうブレタノミセスが多く果皮に存在した、亜流酸無添加での醸造がきわめて困難な年であったが、醸造中に亜流酸の使用を避けたいヴァンサンは発酵中の果汁のテイスティングの時間を例年より多くとり、慎重に亜硫酸の添加の有無やマセレーションの期間などを決定した。ナチュラルに醸造するには非常に困難なビンテージであったが、できあがったワインは力強さがあり、熟成のポテンシャルを秘めている。ドメーヌグロスの醸しワインをもっと多くの人にカジュアルに楽しんでもらうために2018年に初めて造られたキュベ。シャルキュトリーやフロマージュなどをつまみながら、ガブガブのめるワイン。焼き鳥などの日本食との相性も良い。 フードル樽にて10ヵ月熟成。オリ引きは瓶詰前まで行わない。(インポーター資料より)
アルザスは、フランス北東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ヴォージュ山脈とライン川に挟まれた地域で、山脈が西からの湿った風を遮り、年間降水量が少ない乾燥した気候となっています。
また、大陸性気候の影響で暑い夏と寒い冬が特徴です。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、赤ワイン用のピノ・ノワールなどがあります。
特に注目すべき地区として、グラン・クリュ(特級畑)があります。
ここでは、テロワールの個性を生かした高品質なワインが生産されています。
これらのワインは、ミネラル感豊かでフルーティーな香りが特徴で、複雑な風味と長い余韻を楽しめます。
ピノ・グリは、フランスのアルザス地方が原産ですが、ニュージーランドでも広く栽培されている白ワイン用ブドウ品種です。
ニュージーランドは南北に長く、多様な気候と地形を持っています。
ニュージーランドでは、ピノ・グリの他にソーヴィニョン・ブラン、ピノ・ノワール、シャルドネなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、南島のセントラル・オタゴがあります。
ここは冷涼な気候で、ピノ・グリから引き締まった風味のワインが生まれます。
一方、北島のホークス・ベイでは、より温暖な気候を活かした成熟度の高い濃厚なスタイルのワインが生産されています。