(友人の2haの畑、樹齢70-80年)標高300m、シルト土壌60hl/ha。一緒に9/16収穫、除梗してマセ2~3W垂直式プレス。1000~3000Lのステンレス発酵2W、澱引き1回、SO2無添加(インポーター資料より)
カンパーニャは、イタリア南部に位置する魅力的なワイン産地です。
チレント山脈とアペニン山脈に囲まれ、地中海性気候の影響を受けています。
温暖な気候と火山性土壌が、独特の風味を持つブドウの栽培に適しています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のフィアーノ、グレーコ、ファランギーナ、赤ワイン用のアリアニコなどがあります。
特に注目すべき地区として、タウラージがあります。ここでは、アリアニコ種を使用した力強い赤ワインが生産されています。
これらのワインは、濃厚な果実味とスパイシーな香りが特徴で、長期熟成にも適しています。
トレッビアーノは、イタリア中部から南部にかけて広く栽培される白ブドウ品種です。特にアブルッツォ州が有名で、ここでは地中海性気候と内陸性気候の影響を受け、ブドウ栽培に適した環境となっています。
アブルッツォ州では、トレッビアーノの他にモンテプルチャーノ、ペコリーノなどの品種も栽培されています。
特筆すべき地区として、トレッビアーノ・ダブルッツォDOCがあります。
この地区では、丘陵地帯の粘土質と石灰質の土壌で育つトレッビアーノから、フレッシュで爽やかな白ワインが生産されています。
これらのワインは、柑橘系の香りと軽やかな酸味が特徴で、軽い口当たりと程よいミネラル感を持ちます。
近年、アブルッツォ州ではナチュラルワイン造りに取り組む生産者が増えています。
有機栽培やビオディナミ農法を採用し、最小限の介入で醸造を行うことで、トレッビアーノの持つ繊細な風味と果実味を存分に引き出しています。
これらのワインは、生き生きとした酸味と豊かな果実味が特徴で、テロワールの個性を鮮明に表現しています。