ピニョレット特有のナシやバラの香りはあるが、瓶内二次発酵からくる酵母の香りが加わり特徴的な香味を醸し出す。除梗しプレス。一晩常温でデキャンテーション。一次発酵終了後、冷凍保存していたマストを加えて瓶内二次発酵。10日程度で発酵終わり。ステンレスで3ヶ月熟成。
(インポーター資料より)
ピニョレットは、イタリアのエミリア・ロマーニャ州、特にボローニャ西部の丘陵地帯で栽培される白ブドウ品種です。
この地域は地中海性気候の影響を受け、ブドウ栽培に適した環境を有しています。
コッリ・ボロニェージ・クラッシコ地区は、2010年にDOCGに昇格した注目の産地です。
ここではピニョレットの他に、シャルドネやトレッビアーノも栽培されています。
ピニョレットから造られるワインは、フレッシュな柑橘系の香りとハーブのニュアンスが特徴的です。
スティルワインでは、純度の高いミネラル感と爽やかな酸味、若々しい果実味が楽しめます。スプマンテ(スパークリングワイン)では、キメ細やかな泡立ちと共に、グレープフルーツを思わせる果実味と心地よい苦みが広がります。
近年、地元の生産者たちがピニョレットの可能性に注目し、品質向上に努めています。
中には自然派ワイン造りに取り組む生産者もおり、テロワールの個性を生かした個性豊かなワインが生まれています。