2015年まではヴェスパイオーラ100%でヴェスパイオを、そしてフリウラーノでフリウリーというワインを造っていたが、2016年から合併統合しヴェスパイオに(ヴェスパイオーラとフリウラーノをブレンド)。ヴェスパイオーラは3日間、フリウラーノは10日間のマセレーション後に圧搾、ステンレスタンクで醗酵を行い、春先に冷凍保存しておいたモストを添加しボトリング、瓶内二次醗酵を促したワイン。
※ヴェスパイオーラとフリウラーノの比率はヴィンテージによって変わる(毎年様々な比率で試飲し、最もバランスが良いと思う比率を決めている)。(インポーター資料より)
ヴェネトは、イタリア北東部に位置する多様性に富んだワイン産地です。
アルプス山脈の南側に広がり、アドリア海に面しているため、山岳地帯から平野、丘陵地帯まで変化に富んだ地形を有しています。
気候は、夏は暖かく冬は寒冷で、年間を通じて適度な降水量があります。
この地域の特産ブドウ品種には、白ブドウのガルガネガ、トレッビアーノ、赤ブドウのコルヴィーナ、ロンディネッラなどがあります。
特に注目すべき地区として、ヴァルポリチェッラがあります。ここでは、独特の製法で造られるアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラが有名です。
このワインは、ブドウを乾燥させてから醸造するため、濃厚で力強い味わいが特徴です。
近年、ヴェネトではナチュラルワインの生産も増えています。
これらのワインは、化学的な添加物を極力使用せず、自然な醸造過程を重視しています。その結果、テロワールの個性を生き生きと表現した、フレッシュで個性的なワインが生まれています。
タイビアンコは、イタリア中部のウンブリア州で主に栽培される白ワイン用ブドウ品種です。
ウンブリア州は、アペニン山脈の東側に位置し、テヴェレ川が中央を流れています。
亜地中海性気候や亜大陸性気候の影響を受け、夏は乾燥して暑く、冬はかなり寒いです。
この地域では、タイビアンコの他にグレケット、プロカニコ、サンジョヴェーゼ、サグランティーノなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、オルヴィエートがあります。
ここでは、火山性の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
タイビアンコから造られるワインは、フレッシュでフルーティーな香りが特徴で、青リンゴや柑橘系の風味にミネラル感が加わります。