ナチュラルワインが大好きすぎた薬剤師のアンドレアと獣医のエンリコ、たっくさんのワインをテイスティングし、数多くのワイナリーを訪ね、地元の町でナチュラルワインのサロンを開催したりするうちに自分たちでワインを造ってみたいという欲求が高まり、2010年から畑を借り始めます。当初から、すべての畑作業を手作業ですること、ボルドー液のみを使用すること、セラーでの細心の注意を払い、ナチュラル、エレガントでそして飲み心地のあるワインを目標と定めます。現在は2.7haの畑で、ヴェスパイオーラ、フリウラーノ、カベルネソーヴィニョン、メルロー、ピノ ネーロを栽培。白2種類、ヴェスパイオ(ヴェスパイオーラ100%)とフリウリー(フリウラーノを使った瓶内2次醗酵ワイン)はブドウ自身の糖分を利用して瓶内2次醗酵を促したフリッザンテ、カバレ ロゼはカベルネ ソーヴィニョンで造るロゼ フリッザンテ、カベルネーレはカベルネ70%、メルロー20%、ピノネーロ10%で仕込まれるステンレスタンクで熟成させた赤のシンプル ヴァージョン、カバレソーヴィニョンはカベルネ ソーヴィニョン100%の樽熟成を施した赤の上級キュベ。除梗まで手作業で行うという徹底した仕事ぶり。