泥灰を含む石灰質土壌。9月初旬に収穫後、自然酵母で発酵。セメントタンクで7ヶ月間熟成。瓶詰め後約1ヶ月間残糖を元に瓶内再発酵。
白桃、グレープフルーツ、蜂蜜と白い花の爽やかでとびきりフルーティーなアロマ。ギュッと詰まった果実味で酵母の旨味もじんわりと。ビターでドライな余韻。澱が絡んだトロッとした質感の果実味。(インポーター資料より)
ヴェネトは、イタリア北東部に位置する多様性に富んだワイン産地です。
アルプス山脈の南側に広がり、アドリア海に面しているため、山岳地帯から平野、丘陵地帯まで変化に富んだ地形を有しています。
気候は、夏は暖かく冬は寒冷で、年間を通じて適度な降水量があります。
この地域の特産ブドウ品種には、白ブドウのガルガネガ、トレッビアーノ、赤ブドウのコルヴィーナ、ロンディネッラなどがあります。
特に注目すべき地区として、ヴァルポリチェッラがあります。ここでは、独特の製法で造られるアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラが有名です。
このワインは、ブドウを乾燥させてから醸造するため、濃厚で力強い味わいが特徴です。
近年、ヴェネトではナチュラルワインの生産も増えています。
これらのワインは、化学的な添加物を極力使用せず、自然な醸造過程を重視しています。その結果、テロワールの個性を生き生きと表現した、フレッシュで個性的なワインが生まれています。
セルプリーノは、イタリア中部のトスカーナ州で栽培される白ワイン用ブドウ品種です。
トスカーナ州は、アペニン山脈の西側に位置し、地中海性気候の影響を受けています。
夏は暑く乾燥し、冬は比較的穏やかです。
この地域では、セルプリーノの他にサンジョヴェーゼ、ヴェルメンティーノ、トレッビアーノなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、キャンティがあります。
ここでは、石灰質と粘土質の混じった土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
セルプリーノから造られるワインは、フレッシュでフルーティーな香りが特徴で、柑橘系の風味にミネラル感が加わります。