玄武岩、石灰岩土壌。死火山の斜面、アギイ・サランディデス地区、カルブーニス山にある区画。ポリフェノールの鮮度を保ち、完璧なマセラシオンを実現するため、夜間に手摘収穫。ステンレスタンクで40日間の全房マセラシオン。発酵中にはデブルバージュ、ウイヤージュ、ルモンタージュを各1回実施。500L木樽で熟成。SO2無添加、ノンフィルター、ノンコラージュ。ユプノス(ギリシャ語で「眠り」)の名は、眠れる火山の斜面にあるブドウ畑で、夜間に収穫されることに由来。マセラシオンにより素晴らしいミネラルのフレッシュさと果実味があり、フルーツコンフィのニュアンスが長く続く。(インポーター資料より)
サモスは、エーゲ海に浮かぶギリシャの島で、魅力的なワイン産地として知られています。
地中海性気候の影響を受け、温暖で乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。
島の中央にそびえるアンベロス山脈が、北風から葡萄畑を守り、独特の微気候を生み出しています。
この地域の特産ブドウ品種は、白ワイン用のムスカット・オブ・サモスです。この品種は、サモス島の象徴的な存在で、芳醇な香りと豊かな果実味を持つワインを生み出します。
特に注目すべき地区として、島の北部にあるヴァシー地区があります。
ここでは、標高の高い急斜面で栽培されたムスカットから、凝縮感のある甘口ワインが生産されています。これらのワインは、蜂蜜やドライフルーツの香りと、バランスの取れた酸味が特徴です。