アリベルネはアリカンテ・ブーシェとカベルネ・ソーヴィノヨンを交配して造った旧ソ連クリム地方の品種。品種ごとに醸造・熟成させた後ソレーラでブレンド。淡いルビー色で僅かに茶色掛かっている。イチジクやフレッシュプラムの果実に微かに枯葉の風味。自然な口当たりで豊かな酸を感じ、プラムの豊かな酸が食欲をそそる味わい。タンニンはとても細かく軽やかで味わい深い。(インポーター資料より)
スロバキアのカルパチア地方は、西部の平地から東部のトカイまで広がる魅力的なワイン産地です。
カルパチア山脈の麓に位置し、大陸性気候の影響を受けていますが、山々が気候を穏やかにしています。この地域は6つの生産地域に分かれており、それぞれ独自の特徴を持っています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のヴェルトリンスケ・ゼレネ、リースリング、ペセツカ・レアンカ、赤ワイン用のフランコフカ・モドラなどがあります。
特に注目すべき地区として、トカイがあります。ここでは、貴腐ブドウを使用した甘口ワインが生産されており、複雑な風味と豊かな甘みが特徴です。
近年、カルパチア地方ではナチュラルワインの生産が盛んになっています。
例えば、ピヴニツァ・ブラフツェのような生産者が、化学的な添加物を極力使用せず、テロワールの個性を生き生きと表現したフレッシュで個性的なワインを生み出しています。