野生酵母のみ。ステンタンクで赤ブドウのガリオッポを数時間マセレーションさせ、軽いプレスをしたそのキュベを醗酵中のグレコ・ビアンコへ加え、8 カ月ほど熟成させてから、少々の酸化防止剤を添加してボトリング。白コショウやコリアンダーやクミンのようなマサラ的な雰囲気と心地よいビター感。最初のライトなニュアンスのトーンからだんだんと強く骨太な要素が浮かび、普遍的なレウコの良さを感じます。(インポーター資料より)
カラブリアは、イタリア半島の「つま先」に位置する魅力的なワイン産地です。
内陸部にはポッリーノ山塊、シーラ高地、アスプロモンテ山塊があり、起伏に富んだ地形が特徴です。気候は大陸性で、昼夜の温度差が大きく、ブドウに複雑な風味をもたらしています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のガリオッポ、マリオッコ、白ワイン用のグレコ・ビアンコなどがあります。
特に注目すべき地区として、チロがあります。
ここでは、ガリオッポ種を使用した個性的な赤ワイン「チロ」が生産されています。これらのワインは、しっかりとした味わいが特徴で、地元の唐辛子料理とよく合います。