しっかりとしたロゼの色調。しっかりとした重心の低さに海のミネラルを帯びた塩気に、主張性
を感じる果実味は複雑で、遊び心をもつようなキュートな風味や微かな渋みも心地よく、チロ土壌における DOC(郷土
性)を強く求めるフランチェスコらしい姿勢がうかがえる。シンプルなようで、実はその真逆で、しっかりとした葡萄がも
つ構成力が伝わるロゼ。(インポーター資料より)
カラブリアは、イタリア半島の「つま先」に位置する魅力的なワイン産地です。
内陸部にはポッリーノ山塊、シーラ高地、アスプロモンテ山塊があり、起伏に富んだ地形が特徴です。気候は大陸性で、昼夜の温度差が大きく、ブドウに複雑な風味をもたらしています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のガリオッポ、マリオッコ、白ワイン用のグレコ・ビアンコなどがあります。
特に注目すべき地区として、チロがあります。
ここでは、ガリオッポ種を使用した個性的な赤ワイン「チロ」が生産されています。これらのワインは、しっかりとした味わいが特徴で、地元の唐辛子料理とよく合います。