手摘みで収穫したブドウを100%全房で、木製の古い手動式の垂直圧搾機で優しく破砕し、10 時間近くかけてゆっくりと圧搾。無清澄で、野生酵母のみでグラスファイバーのタンクで自発的に発酵。ブドウ以外の醸造添加物は一切加えずに醸造する。メトッド・アンセストラルで、アルコール発酵が完全に終了していないワインを、残糖を残して瓶詰めし、瓶内で完全にアルコール発酵を終了させる。ア・ラ・ヴォレでデゴルジュマン。ドザージュはゼロ。SO2は醸造中は無添加。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、デゴルジュマンの際に必要最小限のみ添加。2023ヴィンテージの収穫日は9/8。総生産量600本。アルコール度数12.5度。2024年10月時点のSO2トータルは10mg/l以下の検出限界値。ガス圧は4.7気圧。
キュヴェ名のL’Intranquilleラントランキーユとは、フランス語で『静かではない』という意味です。常に沢山の計画や夢を抱えて忙しくしているピエールの妻に対する敬意と、スティルワイン(vin tranquille)の反対語という言葉遊びの意味を込めて命名されました。(インポーター資料より)
ロワール地方は、フランス中部を流れるロワール川に沿って広がる魅力的なワイン産地です。
大西洋の影響を受けた海洋性気候で、夏は温暖で冬は比較的穏やかです。
地形は変化に富み、川沿いの丘陵地帯や石灰岩の台地が特徴的です。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のシュナン・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン、赤ワイン用のカベルネ・フランなどがあります。
特に注目すべき地区として、サンセールがあります。
ここでは、石灰岩質の土壌を活かした個性的なソーヴィニヨン・ブランが生産されています。
これらのワインは、フレッシュな果実味と爽やかな酸味が特徴で、ミネラル感も豊かです。
メルローは、フランスのボルドー地方が原産の赤ワイン用ブドウ品種です。
ボルドーは大西洋に面し、ジロンド河が流れる温暖な気候の地域です。
この地域では、メルローの他にカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、マルベックなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、ジロンド河右岸のサン・テミリオンやポムロールがあります。ここでは、粘土質土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
メルローを主体としたこれらのワインは、豊かな果実味と柔らかなタンニン、エレガントな味わいが特徴です。