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マニラ・ロート 2022 - ニットナウス

manila rot 2022 - Nittnaus

¥4,620

9月上旬に手摘みで収穫。1/3は全房のまま、残り2/3は茎を取り除いて、果実全体を上に圧縮。アンフォラにて自然発酵させた後、1週間後に圧搾し、アンフォラで発酵を終了させ、無清澄、無濾過、ボトリング時のみ、ごく少量の硫黄を使用。Manilaとは、畑の名前から由来。 少し濁りが明るい紫。明るい紫色。サワーチェリー、ラズベリー、イチジク、リコリス、ミント、ジェニパー、ペッパーなど少しのスパイスの香り。ライトボディかつフレッシュでジューシー。チェリーやカシスなどのダークフルーツの果実味は、しっかりと感じられます。バランスの取れた酸と滑らかなボディ、柔らかなタンニンと程よいスパイシーさ。父のワインがエレガントで凝縮感の感じられる伝統的なワインではありますが、果実味やエレガントさは継承しつつも、フルーティーでライトなスタイルは、このエリアの赤ワインの特徴をある意味覆し、新しいワインの一つとして表現しています。 (インポーター資料より)


ニットナウスについて

ニットナウス
オーストリアのノイジードル湖の湖畔ゴルスにて、ニットナウス家は 1684年からワインに携わる歴史あるワイナリー。現当主であるハンス・ニットナウスと妻アニータは、 1980 年代に葡萄園を引き継ぎ、その地域のテロワールを最大に反映したワイン造りに全力を注いできました。またビオディナミ農法に専念し、2006年よりrespekt (リスペクトはワインに特化したビオディナミ農法認証団体)を認証、そして、30年以上にわたりオーストリアのワイナリーの中でもブルゲンランドを代表する生産者で、このエリアの発展の立役者の一人となります。 畑はノイジードル湖の北岸東側とゴルスの町の周囲と、西側ヨイスの町の周りにも畑を持ち、主な品種はブラウフレンキッシュ、ツバイゲルト、メルローなどこのエリアを象徴する赤ワインがハンスの代名詞となり、そして、彼の哲学でもある、このエリアのテロワールの表現を確立してきました。またゴルス周辺の生産者のグループ“Pannobile / パノービレ”を立ち上げたメンバーの一人でもあり、周りにも大きな影響を与え、そんな彼の元で Claus Preisinger / クラウス・プライジンガーや Jutta Ambrositsch / ユッタ・アンブロッジなど、彼の指導の元、醸造や技術を学びました。
そんなハンスには二人の息子“Andreas / アンドレアス”と“Martin / マーティン”、そして、姪の“Lydia/ リディア”が現在、新しい世代として、父とは別のワイン作りを2018年よりスタートさせました。元々、父ハンスは、ビオディナミ農法、手摘み、自然発酵、そしてワイン造りへの低介入アプローチが中心となり、ワイン作りを行ってきました。そのため、彼らは自然とより一層、介入を抑えたワイン作りを行い、父に敬意を表しつつ、また新しく独自のスタイルを確立する為、葡萄畑では父の哲学を継承しつつ、セラーでは異なる道を進むことを決断しました。 マーティンは、クリエイティブな面とワイナリーの改装などに携わり、リーダー的な存在。アンドレアスは、父以外にフランスで醸造を学び、地下セラーのカギを引き継ぎ、重要な立ち位置にいます。またリディアは、デスキクワークを中心に、創造的で二人の兄弟をまとめ、サポートをしています。
彼らも勿論、ビオディナミ農法を実践しており、昔から同じ土着の葡萄品種に魅了されています。硫黄の使用は、ボトリング時のみ、ごく少量、また樽は殆ど使用せず、粘土製のアンフォラやステンレスタンク、そして、様々な発酵槽を取り入れて、人的介入をより抑えて、セラーで向き合っています。ノイジードル湖の北側にあるグリューナー・ヴェルトリーナーやヴェルシュリースリングなど、このエリアでの白葡萄の可能性、またワインの発想に対しても白葡萄と黒葡萄のブレンド発酵、また父の代名詞であるブラウフレンキッシュをよりジューシーでライトに仕立てるなど、実験的かつ挑戦的な醸造を行い、独自のスタイルを作りだしています。 父への尊敬とワイナリーの歴史を引き継ぎ、まだまだ彼らのワイン作りは、進行中で、より新しい発想と独自性を持ったワイン作りに努めています。 彼らのワインのラベルは、炎を表現。元は父ハンスが 2004 年に思いついたラベルのオマージュ。2000 年代、オーストリアのワインのラベルの多くは、非常に味気なく、派手なもの多かったため、ハンスは、まさにその逆を望んでいました。炎とは、常に変化し、優雅で、感動的、穏やかでありながら、情熱的、常に新しい形や形状を連想できます。彼らはそのアイデアが気に入り、現代風にアレンジしました。 (インポーター資料より)

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地域:ブルゲンランド

ブルゲンランドは、オーストリア東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ノイジードル湖の周辺に広がり、パンノニア平原の一部を形成しています。
温暖な大陸性気候と、湖の影響による独特の微気候が、ブドウ栽培に理想的な環境を生み出しています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のツヴァイゲルト、ブラウフレンキッシュ、白ワイン用のヴェルシュリースリング、シャルドネなどがあります。
特に貴腐ワインの原料となるボトリティス菌に感染したブドウを使用した甘口ワインも有名です。
注目すべき地区として、ノイジードル湖周辺のルスト地区があります。
ここでは、湖の影響を受けた独特の気候条件下で、凝縮感のある甘口ワインが生産されています。
これらのワインは、豊かな果実味と複雑な風味を持ち、優雅さと深みを兼ね備えています。
近年、ブルゲンランドではナチュラルワインの生産が盛んになっています。
化学的な添加物を極力使用せず、自然な醸造過程を重視することで、テロワールの個性を生き生きと表現したフレッシュで個性的なワインが生まれています。
ブルゲンランドのワインは、伝統的な手法と現代的なアプローチが融合した、オーストリアワインの新たな魅力を体現しています。初心者の方にも、中欧ワインの多様性と奥深さを感じていただける産地です。

品種:ブラウフレンキッシュ

ブラウフレンキッシュは、オーストリア東部のブルゲンラント州で主に栽培される赤ワイン用ブドウ品種です。
この地域は、パンノニア平原の西端に位置し、大陸性気候と地中海性気候の影響を受けています。
暖かく乾燥した夏と、穏やかな冬が特徴です。
ブルゲンラント州では、ブラウフレンキッシュの他にツヴァイゲルト、ザンクト・ラウレント、そして白ブドウのグリューナー・ヴェルトリーナーなども栽培されています。
特筆すべき地区として、ミッテルブルゲンラントがあります。
ここでは、鉄分を含む粘土質の赤土壌が特徴的で、この土壌から生まれるブラウフレンキッシュワインは、スパイシーでミネラル感豊かな味わいが特徴です。果実味とタンニンのバランスが良く、エレガントな酸味を持ちます。
近年、ブルゲンラント州ではナチュラルワイン造りに取り組む生産者が増えています。
有機栽培やビオディナミ農法を採用し、最小限の介入で醸造を行うことで、ブラウフレンキッシュの持つ繊細な風味と果実味を存分に引き出しています。これらのワインは、生き生きとした酸味と豊かな果実味が特徴で、テロワールの個性を鮮明に表現しています。




カテゴリ
赤ワイン

生産年
2022

アルコール度数
12.5%

容量
750ml

送料
¥1,500 (¥18,000以上で送料無料)

税率
10%

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