8月下旬に手摘みで収穫。茎のみ取り除き、プレスステンレスタンクにて自然発酵&熟成。無清澄、無濾過、、10mg以下の硫黄を使用。このロゼは「フォックスフィールド」と呼ばれる葡萄畑から生まれたもので、Zorra はスペイン語で“メスのキツネ”を意味します。また、“火”や“スパーク”という意味も持ちあわせ、ロゼの従来の決まり文句(チャーミング系)を焼き払い、赤と白の間で揺れ動く新しいワインのイメージを表現しています。少し濁りがある明るいロゼ。サワーチェリー、ザクロ、すもも、アセロラ、少しのハーブ、開けたては少し還元的ですが、空気と触れると時間と共に香りは開いてきます。ジューシーかつドライで滑らかなでライトなボディ。シトラスを中心としたフルーティーな中に、ハーブやスパイスのアクセント。酸は穏やかで、様々な料理にフィットします。 (インポーター資料より)
ブルゲンランドは、オーストリア東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ノイジードル湖の周辺に広がり、パンノニア平原の一部を形成しています。
温暖な大陸性気候と、湖の影響による独特の微気候が、ブドウ栽培に理想的な環境を生み出しています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のツヴァイゲルト、ブラウフレンキッシュ、白ワイン用のヴェルシュリースリング、シャルドネなどがあります。
特に貴腐ワインの原料となるボトリティス菌に感染したブドウを使用した甘口ワインも有名です。
注目すべき地区として、ノイジードル湖周辺のルスト地区があります。
ここでは、湖の影響を受けた独特の気候条件下で、凝縮感のある甘口ワインが生産されています。
これらのワインは、豊かな果実味と複雑な風味を持ち、優雅さと深みを兼ね備えています。
近年、ブルゲンランドではナチュラルワインの生産が盛んになっています。
化学的な添加物を極力使用せず、自然な醸造過程を重視することで、テロワールの個性を生き生きと表現したフレッシュで個性的なワインが生まれています。
ブルゲンランドのワインは、伝統的な手法と現代的なアプローチが融合した、オーストリアワインの新たな魅力を体現しています。初心者の方にも、中欧ワインの多様性と奥深さを感じていただける産地です。