ヴェレメンティーノ、グルナッシュ・ブランの全量80%を10日間全房で醸し発酵させ、20%は直接圧搾し発酵を別々にスタートさせる。直接圧搾した発酵中の果汁にミュスカを房のままたし、3日間の短い醸しを行う。その後同時にプレスにかけステンレスタンクで9ヶ月熟成。品種やテローワール毎に熟す速度が異なるため、ワイン全体のバランスを考えて手間はかかるが、よりバランスがよくオリジナリティーに富んだワインを追及した新たなワイン。(インポーター資料より)
ルーションは、フランス南部のピレネー山脈とスペイン国境に近い地中海沿岸に位置する魅力的なワイン産地です。地中海性気候の影響を受け、暑く乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。
また、トラモンタンと呼ばれる乾燥した冷たい北風が吹き、ブドウの病気を防ぐ役割を果たしています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のグルナッシュ・ノワール、カリニャン、シラー、白ワイン用のグルナッシュ・ブラン、マカブーなどがあります。
特に注目すべき地区として、バニュルスがあります。ここでは、急斜面の段々畑で栽培されたブドウから、独特の甘口ワインが生産されています。
これらのワインは、濃厚な果実味とナッツのような風味が特徴で、長期熟成にも適しています。