キュヴェの名前「ケパサ=どうしたの?(スペイン語)」と言ってしまいそうな程に、鮮やかなオレンジの色調のワイン。鮮やかなオレンジの色調。アプリコットや黄桃などの果実味に、梅酒のようなニュアンスもあります。塩味も感じられ、紅茶のような緻密なタンニンが溶け込んでいるよう。みかんのような、和の柑橘のような爽やかな余韻が続きます。ステンレスタンクを用い、全房のまま混醸造でマセラシオン・カルボニック。その後木樽で6か月間の熟成。アルコール度数12% SO2無添加。(インポーター資料より)
ルーションは、フランス南部のピレネー山脈とスペイン国境に近い地中海沿岸に位置する魅力的なワイン産地です。地中海性気候の影響を受け、暑く乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。
また、トラモンタンと呼ばれる乾燥した冷たい北風が吹き、ブドウの病気を防ぐ役割を果たしています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のグルナッシュ・ノワール、カリニャン、シラー、白ワイン用のグルナッシュ・ブラン、マカブーなどがあります。
特に注目すべき地区として、バニュルスがあります。ここでは、急斜面の段々畑で栽培されたブドウから、独特の甘口ワインが生産されています。
これらのワインは、濃厚な果実味とナッツのような風味が特徴で、長期熟成にも適しています。